今回は「BLEACH」のあらすじ・ネタバレ・名言・評価をご紹介。BLEACHのネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください。
「BLEACH」とは?
『BLEACH』(ブリーチ)は、久保帯人による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2001年36・37合併号から2016年38号まで連載された
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/BLEACH
BLEACHの世界では、霊を相手に活動する「死神」がいる。死神は、「整(プラス)」と呼ばれる無害な霊を成仏させたり、「虚(ホロウ)」と呼ばれる悪霊を退治したりする存在だ。
ここでは、人間の住む「現世」、その隣にある死神の住む「尸魂界(ソウルソサエティ)」と虚の住む「虚園(ウェコムンド)」の3つが存在している。
主人公は、「現世」に住む幽霊の見える高校生・黒崎一護(くろさきいちご)。彼が繰り広げる勇気の物語である。
「BLEACH」のあらすじ・ネタバレ
死神代行篇
幽霊の見える高校生・黒崎一護は、ある日、自らを「死神」と名乗る少女・朽木ルキア(くちきるきあ)と出会う。死神の仕事は、虚と呼ばれる悪霊を魂葬する(=成仏させる)ことだと聞かされるが、そもそも死神の存在を信じることができなかった。
しかし、一護の家族を虚に襲われることで信じざるを得ない状況になる。これ以上騒動に家族を巻き込みたくない一護は、虚に立ち向かう。だが、ただの高校生が敵うわけもなく、また一護を庇ったルキアは重傷を負ってしまう。このままでは自分たちが死んでしまうと判断したルキアは、死神の力の一部を一護に渡し死神化させ、虚を倒すことができた。
しかし、想像以上に一護がルキアの死神の力を奪ってしまい、ルキアは力のほとんどを失ってしまう。そこで、ルキアは代わりに死神の仕事をしてもらうように頼み、一護の「死神代行」としての活動が始まるのであった。
一護の肉体の中に義魂丸(ぎこんがん)を入れることで、死神として活動することができる。その義魂丸を、現世でのルキアの協力者・浦原喜助(うらはらきすけ)から手に入れ、コンと名付けた。
クラスメートである井上織姫や茶渡泰虎(さどやすとら)・チャドを虚から守る中で、死神の仕事を覚えていった一護。そんな中、自らを滅却師(クインシー)と名乗り、虚を滅する力を持つ同級生の石田雨竜(いしだうりゅう)に勝負を持ちかけられる。その勝負に巻き込まれた織姫とチャドも、隠された力を開花させていった。
かつては、5人家族であった一護。小学生の頃に、一護を庇って母親は命を失ってしまっていた。そして現代、母親の命日に現れた虚が、かつて母親の命を奪った原因だとわかった一護は、その虚を倒す。
死神代行といて活躍する一護の前に、2人の死神が現れた。彼らは、死神を統括している組織、護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)の六番隊隊長・朽木白哉(くちきびゃくや)と六番隊副隊長・阿散井恋次(あばらいれんじ)であった。「人間に死神の力を渡す重罪を犯したルキアを尸魂界へ連行する。」と一護に言う。
恩人であるルキアを助けるために立ち向かう一護であったが、惨敗してしまう。さらに戦いの最中に、死神の力がなくなるような攻撃をされてしまい、ただの人間に戻ってしまった。
重傷を負った一護は、目の前に現れた浦原によって助けられ、浦原のところで修行を重ねることに。修行の中で、己の斬魄刀(ざんぱくとう)が「斬月(ざんげつ)」という名前だと知り、死神の力を取り戻した一護。また、自身の技の名前が「月牙天衝(げつがてんしょう)」だと知る。
同級生の石田、織姫、チャド、そして謎の猫・夜一(よるいち)と共に、ルキアを奪還するために尸魂界へ向かう。
尸魂界篇
尸魂界に潜入した一護たちであったが、ルキアがいる瀞霊廷(せいれいてい)に突入する際に離れ離れになってしまう。ルキアのもとを目指す道中で出会った四番隊隊員・山田花太郎(やまだはなたろう)から、ルキアを救いたい旨を聞く。しかし、彼の案内で先へ進む一護の前に、恋次と十一番隊隊長・更木剣八(ざらきけんぱち)が立ちはだかる。修行を重ねた一護は恋次を倒し、剣八と相打ちとなる死闘を繰り広げる。
一方その頃、瀞霊廷でも異変が起きていた。ルキアの処刑に異を唱え、疑問を抱いていた五番隊隊長・藍染惣右介(あいぜんそうすけ)が殺害され大問題になっていたのだ。
満身創痍ながらも懺罪宮(せんざいきゅう)へ到達した一護は、ルキアとの接触に成功した。だが、そこに再び白哉が立ちはだかる。一護は白夜と交戦するが、突如夜一が乱入し、「戦いは3日間中断」と白夜に告げた。夜一に連れられ姿を消した一護は、己の斬魄刀の最終奥義・卍解(ばんかい)を習得するべく修行に入る。
一方その頃、ルキアの処刑騒動と藍染の死で揺れる護廷十三隊。藍染を尊敬し慕いいた、藍染の部下で五番隊副隊長・雛森(ひなもり)は、生きているはずがない藍染の姿を見つける。混乱しながらも喜ぶ雛森を、自らの手で殺害する藍染。藍染殺害事件は自身の斬魄刀である鏡花水月を用いて仕組んだ策略だったのだ。さらに、一護たちが尸魂界に突入した混乱に乗じての反逆で、世界を支配する計画の一部に過ぎなかったのだ。
一方、卍解を習得した一護はルキアの救出に成功する。そこに立ちはだかるのは、三度目の対峙となる白哉。白夜との戦いは死闘となったが、一護は卍解・天鎖斬月(てんさざんげつ)を使い、なんとか勝利する。
そして、今回の混乱の張本人である藍染と、藍染の仲間となり護廷十三隊を裏切った、三番隊隊長・市丸ギンと九番隊隊長・東仙要(とうせんかなめ)が現れる。藍染の目的は、処刑されるはずだったルキアの体内に隠された“死神を虚化できる結晶体”である崩玉(ほうぎょく)を手に入れることだった。ルキアの体内から崩玉を抜き出した藍染は、現れた虚の反膜(ネガシオン)によって虚圏へと消えていった。
破面出現篇
尸魂界から現世に戻ってきた一護は、空座町(からくらちょう)の死神代行として正式に任命される。平穏な日々も束の間、奇妙な転校生・平子真子(ひらこしんじ)がやってくる。彼は自身のことを、死神と虚の境界を取り払い、虚の能力を持つ死神「仮面の軍勢(ヴァイザード)」だと言った。
そんな中、藍染の影を感じた一護の父・黒崎一心(くろさきいっしん)は、一護の知らないところで死神の力を取り戻す。
ほどなくして、藍染の命令を受けた破面(アランカル)・ウルキオラとヤミーが一護たちの住む空座町を襲撃し、その力の差に一護は愕然とする。浦原と夜一も参戦し、追い返すことには成功した。この事態を護廷十三隊が見過ごすはずもなく、後日、十番隊隊長・日番谷(ひつがや)を筆頭にした日番谷先遣隊が現世に派遣された。
日番谷先遣隊は、藍染の真の目的が“王族の住む空間への鍵”王鍵(おうけん)を作り、王の抹殺する計画だと推測する。彼らから藍染の真の目的を知らされた一護。
しかし、破面・グリムジョーに襲われ、その戦闘力に苦戦を強いられてしまう。そして、己の非力さを痛感した一護は、仮面の軍勢のもと修行を積むことに。
虚圏救出篇
修行が終了し「虚化」を会得した一護。時を同じくして、同級生である織姫が持つ “治癒と復元の術である”「事象の拒絶」の能力のことを、「神の領域を侵す能力」だと考えた藍染。配下のウルキオラに命令し、織姫を虚圏へと連れ去る。
一護と石田、チャドは織姫を救出するために、浦原の助けを借りて虚圏への潜入に成功する。そして、一護たちに助けられた3人の破面、再会を果たしたルキアと恋次と共に織姫の捕らえられている虚夜宮(ラス・ノーチェス)に乗り込む。バラバラになり織姫を探す一護たちを待ち受けていた、数々の破面たちを退ける。しかし、十刃(エスパーダ)と呼ばれる破面の精鋭たちに苦戦を強いられる。
ウルキオラとの死闘を繰り広げた一護は、瀕死の重傷を負う。そこに、グリムジョーが現れ、体力が完全に戻った一護と戦いたいがために、織姫が持つ能力で一護の傷を完治させる。そして、グリムジョーと戦い、激闘の末に一護が勝利する。
勝利したのも束の間、もう一人の十刃・ノイトラが一護の前に現れる。グリムジョーとの戦闘の傷が癒えていない一護は、瀕死の状態まで追いつめられる。ここで、一護に懐いていた破面の1人・ネルが十刃だった元の姿に戻り、ノイトラを追い詰める。それでも、ノイトラを完全には倒しきれなかった。さらに、藍染が空座町を攻めている事実を突きつけられる一護たち。もうダメかと思われたそのとき、彼らのもとに4人の護廷十三隊隊長たちが救援に駆けつけるのだった。
こうして、虚圏のノイトラと一護たち、空座町の藍染らと護廷十三隊隊長たち、それぞれでの決戦が始まろうとしていた。
過去篇
物語は過去へと遡る。(※登場する隊長らの肩書は当時のものである)
時は遡ること100年前、尸魂界では一般の住人たちである魂魄(こんぱく)が、所在不明となる事件が多発していた。その調査に乗り出した、九番隊隊長・六車拳西(むぐるまけんせい)率いる九番隊も、事件に巻き込まれてしまう。裏でこの事件の糸を引いていたのは、五番隊副隊長を務めていた若き藍染であった。藍染の不審な動きに気づいていた五番隊隊長・平子も、藍染の策略にかかり実験台にされてしまう。
実験台にされ「仮面の軍勢」となった平子たちを藍染から救うため、十二番隊隊長・浦原たちが現場に急行する。平子たちを救うことに成功するが、肝心の藍染を取り逃してしまう。そればかりか、反対に大逆の罪を着せられた浦原は、尸魂界を追放処分となってしまった。
二番隊隊長・夜一と処分判決が出た浦原は、抹殺処分とされた平子たちとともに現世に身を潜めることにしたのだった。
空座(からくら)決戦篇
ときは現代に戻ります。
藍染が織姫を誘拐した本当の理由は、護廷十三隊の戦力の分散だった。計画通り一護と隊長4人を虚園に閉じ込め、空座町を襲撃することに成功した。しかし、その空座町は本物ではなく、浦原が作ったレプリカだった。
藍染らと護廷十三隊との全面戦争が始まる中、ウルキオラとの戦いを終えた一護は現世に帰還する。護廷十三隊は、十刃の従属官(フラシオン)をなんとか退けるも苦戦が続き、次々と隊長格が倒れていく。そんな中、浦原、夜一、一心と共に藍染を迎え撃つ一護だが、崩玉を手にした藍染には為す術もなかった。
ここで、父・一心の正体を知り、新たな力を習得する一護。その力である“最後の月牙天衝”「無月(むげつ)」を発動させ、藍染に重傷を負わせることに成功し、浦原の策で藍染を拘束した。こうして、空座町の、そして世界の命運を賭けた戦いに終止符が打たれたのだった。
藍染を討った一護だが、最後の月牙天衝によって、死神としての力を失ってしまう。
死神代行消失篇
藍染との死闘から17ヶ月後。
空座町を守った代償に死神の力を失った一護は、高校3年生になっていた。平穏な高校生活を送っていた一護であったが、心のどこかで物足りなさを感じていた。そこに突如、代行証を持った男・銀城空吾(ぎんじょうくうご)が現れる。彼は、一護に死神の力を取り戻させることができると言う。銀城の言葉に揺れる一護。
一護の異変に気づいていた石田が、何者かに襲われてしまう。そのことを知った一護は、死神の力を取り戻すため銀城へ接触する。彼は、XCUTION(エクスキューション)という組織を率いていた。その組織は、完現術(フルブリング)という能力を操る完現術者(フルブリンガー)の集団であった。完現術は、物体に宿る魂を引き出し使役する能力で、織姫やチャドもこれに属する。また、この能力は、親が虚に襲われたことにより宿った力であり、銀城たちはその力を捨てたいと言う。そのためには、一護に死神の力を取り戻してもらい、銀城たち自身の力を一護に譲渡することが必要とのこと。一護は、銀城たちのもとで死神の力を取り戻すための修行を開始する。
一護は修行の中で、完現術を発現する。わずかな希望を抱いた時、織姫が月島秀九朗(つきしましゅうくろう)という男に斬られてしまう。織姫の異変を察知した一護とチャドは、現場へと向かう。しかし、そこには「何もなかった」と主張する織姫がいた。織姫自身、違和感があったが、その違和感が言いようのないもののため、一護たちに話すことができなかったのだ。この一連の騒動を一護が銀城に伝えると、「月島はかつて俺たちのリーダーだったが、仲間を殺して失踪した。」と衝撃の事実を語る。このことを聞いた一護は、修行のペースを早めていく。銀城との修行を経て、完現術を身に着けた一護。しかし、信じられない事態が待ち受けていた。
なんと、月島が一護の家にいて妹たちと親しげに話していたのだった。驚いた一護は月島を攻撃しようとするが、妹たちが月島を庇ってしまう。なんと月島の能力は、相手を斬ると、相手の過去の中に自分の存在の記憶を介入させることができるものだったのだ。他の友人たちの記憶も改変させられ、混乱と絶望に陥ってしまう一護。
時を同じくして、銀城の仲間も月島の手にかけられていた。銀城と共に月島のアジトに乗り込み、攻撃を畳み掛ける一護。すると、そこで唯一の味方であった銀城が月島に斬られてしまう。その時、一護の目の前に石田が現れる。事の真相を知った石田の言葉を遮るように、銀城が一護を襲ったのだ。石田を襲った真の人物は銀城であり、最初から銀城と月島は結託していたのだった。そして真の黒幕である銀城の目的は、一護の完現術を奪い、尸魂界に復讐することだったのだ。
絶望に陥る一護に再び一振りの刀が突き刺さる。しかし、それはルキアによるものだった。そして、その刀は、一護に死神の力を取り戻させるために、尸魂界の護廷十三隊の死神達が霊力を込めた刀であった。そのおかげで、一護は力を取り戻すことに成功した。また、ルキアと共に白哉ら他の死神たちも参戦した。力を取り戻した一護は、見事に銀城を打ち倒した。
一方、月島と対峙していた白哉は、苦戦を強いられていた。月島が自身の過去の記憶を改変し、白哉が繰り出す技を全て把握することで圧倒されていた。しかし、白哉は即席で攻撃の仕方を変えて、月島の胸に穴を開け、月島を討つことに成功したのだった。
千年血戦篇
尸魂界で突如、虚が完全に消滅する事件が次々と発生する。一方、一護たちは石田と同じような力を持つ者からの襲撃を受ける。
それを皮切りに、「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」から尸魂界が襲撃を受ける。一番隊副隊長・雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)をはじめ、多くの隊士が殺害され宣戦布告を受けたのだった。
また突如、虚圏から来訪してきたネルから、虚圏も見えざる帝国の襲撃を受けたことを知らされる。また、藍染たちが去った後、実質的に虚圏を支配していたティア・ハリベルが囚われの身になったことも。
再侵攻篇
尸魂界の調査により、見えざる帝国の正体は、滅んだはずの滅却師の集団であることが判明した。そして、尸魂界は2回目の侵攻を受ける。
ここで、見えざる帝国の陛下・ユーハバッハが姿を現す。ユーハバッハは滅却師の始祖であり、「全知全能(ジ・オールマイティ)」という圧倒的な能力を持っていた。全知全能は、全ての出来事を知ることができるばかりか、全ての能力を無効化することもできるのであった。
一護たちを加えた護廷十三隊も必死の応戦をみせ、なんとか見えざる帝国を撤退させることに成功する。しかし被害は甚大で、総隊長・山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を含め多くの死神たちが戦死した。また、一護の斬月も破壊されてしまった。
この状況を立て直すべく、王属特務・零番隊(ぜろばんたい)が現れた。一護は、斬月を取り戻し新しい力を手に入れるために、零番隊のもと霊王宮で修行を開始する。
一護出生篇
斬魄刀を創った男・二枚屋王悦(にまいやおうえつ)に、一護の斬月を直してもらおうとする。しかし、「刀を直すためには、自身の出生の秘密を知らなければならない」を二枚屋に言われた一護は、現世にいる父・一心のところへ。そこで、一心から今まで話されたことのなかった家族の秘密を聞かされる。
一護の母・黒崎真咲(くらさきまさき)の正体は滅却師で、黒崎家は純血統滅却師の一族であり、真咲が最後の生き残りであったのだ。
遡ること20年前、当時十番隊隊長であった一心は、現世で特殊な虚と戦っていた。苦戦していた一心を、真咲は助けるが負傷する。負傷したことにより、真咲の虚化が始まってしまう。
その現場に浦原と、真咲と婚約関係にあった石田の父親が駆け付ける。浦原は以前、虚化した死神を助けたことがあるが、強力な力が必要だった。今回の場合、強力な力として一心が死神の力を使い、虚化する真咲の魂を繋ぎ留めなくてはならなかった。
虚化を防ぐ条件として、真咲のところを片時も離れてはならない。「恩人を見殺しにしたくない」と考えた一心は、その条件を受け入れ、自身の力を使い続け真咲を救うことを決意する。それはすなわち、一心は死神の力を封印することで、一心は死神ではなくなる。
その後2人は結婚し、一護が産まれた。だから一護は、滅却師と死神の力を併せ持つ子となった。
そして、真咲の命日となってしまったあの日。一心や真咲の知らないところで、ユーハバッハが動いていた。それは、ユーハバッハが滅却師の選別をしていたのであった。その選別に合ってしまった真咲は、滅却師の力をなくしてしまう。そして、追い打ちをかけるように虚に襲われ、命を落とすのだった。
時は流れ、一護が死神代行をして活躍を始めた。その力が強力であったために、一心の死神の力では一護の中にある虚の力を押さえつけることができなくなっていた。そして、一護の中にある虚との繋がりが切れ、一心は死神の力を取り戻した。
自身の両親の過去と自分の出生を知った一護は、霊王宮に戻る。二枚屋は、一護の中にある虚の力が、一護の本当の斬魄刀だと言った。斬魄刀の中に、虚と斬月の2つあると思っていた一護だったが、斬月は滅却師の力であることが明らかとなった。また、斬月の力はユーハバッハの力だったと明かされる。一護が死神となったら、一護を殺す予定でいた斬月。だが、一護に情が湧いていき、手助けする方向へと考えが変わっていったのだ。そして、斬月が身を引くことで、一護の本来の死神の力が解放される。斬月は消滅したが、本当の斬魄刀である斬月が創られたのだった。
最終決戦篇
そして、尸魂界は3回目の侵攻を受ける。すると突如、瀞霊廷が黒い影に覆われ、隠されていた見えざる帝国へと姿を変えたのだ。再び交戦状態に入り、以前の戦いで卍解を奪われた隊長たちも工夫を凝らし戦う。しかし、精鋭である星十字騎士団(シュテルンリッター)の圧倒的な力の前に倒されてしまうのだった。そこに、浦原の作った薬が届き、卍解を取り戻して戦況は拮抗する。
一方、ユーハバッハを迎えるのは、元八番隊隊長で現一番隊隊長・京楽春水(きょうらくしゅんすい)によって解放された藍染だった。2人の戦いが始まる間際、霊王宮で修行を終えた一護が尸魂界へと戻る。そして、戦いの末、一護に致命傷を負わせたユーハバッハは勝利を確信する。しかし、ユーハバッハが攻撃していたのは一護ではなく、藍染だった。鏡花水月の能力を使った藍染が、自身の姿を一護に見えるように、ユーハバッハに幻を見せていたのだ。
するとユーハバッハは、一護たちが尸魂界へ降下してくる際にできた抜け道を通り、霊王宮へと侵攻してしまう。ユーハバッハの真の目的は、霊王の殺害である。現世、尸魂界、虚園の全てを支える礎である霊王がいなくなれば、世界は崩壊するのだ。ユーハバッハは、生と死の境を無くし、死の恐怖から人を解放しようと考えていたのだった。そして、ユーハバッハは霊王を殺害し、霊王を体内に取り込むことに成功する。そして、未来を予見し全てを思いのままに変えられる能力を手に入れたのだった。
尸魂界へと戻ったユーハバッハとの戦いに苦戦を強いられる一護。ユーハバッハに怒涛の攻撃を浴びせ、卍解を解放しようとしたが、その瞬間、一護の手にはすでに折られた斬月の姿が。なんと、卍解を脅威だと感じたユーハバッハが、未来で斬月を折っていたのだ。
斬月を失い絶望する一護。するとそこに、かつての敵である月島が銀城と共に現れる。銀城に加勢を頼まれたと語る月島は、一護の過去を改変し、折れた斬月を元に戻したのだった。
再び斬月を手にした一護は、攻撃を仕掛ける。しかし、ユーハバッハは、自身が死ぬ未来さえも書き換えてくるのだった。そこで石田は、能力を一瞬だけ無効化させる「銀の鏃」をユーハバッハに打ち込んだ。それに合わせるように、一護がユーハバッハに斬りかかる。その時、新しい斬月の中から、2回目の侵攻で破壊されたはずの斬月が現れたのだった。この未来を予測していなかったユーハバッハは太刀打ちできず、一護や数々の人物の力によって討ち取られるのであった。
終焉篇
ユーハバッハとの死闘から10年。
現世では、一護は織姫と結婚し、一勇(かずい)という息子と暮らしていた。
一方、尸魂界では、恋次が10年前と変わらず六番隊副隊長を務めいた。また、ルキアは十三番隊の隊長に任命されていた。一護たちと同じように、ルキアと恋次も結婚していて、娘である苺花(いちか)と暮らしていたのだった。
仲間と共にプロボクサーとなったチャドのタイトルマッチが行われることになった。観戦をするために、ルキアたち家族は現世を訪れる。そこで、死神の力を持つ一勇と死神見習いの苺花は、初めて出会うのだった。
「BLEACH」の名言
黒崎一護の名言
- 俺はスーパーマンじゃねぇから世界中の人を守るなんてデケーことは言えねぇけど両手で抱えられるだけの人を守れればそれでいい・なんて言えるほど控えめな人間でもねぇんだ 俺は山ほどの人を守りてぇんだ
- …兄貴ってのが… どうして一番最初に生まれてくるか知ってるか…? 後から生まれてくる… 弟や妹を守るためだ!!
- 奇跡は一度だけ?じゃあ二度目は何だ?
- だから俺が助けるんじゃねえかよ!!
- ただ俺の魂にだ!!!!
黒崎一心の名言
- しっかり生きてしっかり年喰ってしっかりハゲてそんで俺より後に死ね。そんでできれば笑って死ね。でなきゃ俺が真咲に合わせる顔がねぇ
- 俺より後に死ね。そんでできれば笑って死ね。
石田雨竜の名言
- そしてさようなら。君には最早後悔させる時間すら惜しい
茶渡泰虎の名言
- 俺が命をかけるのにそれ以上の理由は必要ない
浦原喜助の名言
- 死ににいく理由に他人を使うなよ
更木剣八の名言
- 【正気】かよ。生憎そんな面倒なモンは最初から持ってた覚えは無えな
- 更木剣八だ!てめえところし合いに来た!
- ちくしょう…強くなりてえな…!
山本元柳斎重國の名言
- 来い!童共!もう拳骨では済まさんぞ!
- お主の息の根を止めに来た
阿散井恋次の名言
- 戦場での命の気遣いは戦士にとって侮辱だぜ
志波海燕の名言
- 心ってのはここにあるんだ
朽木白哉の名言
- 私の誇りに刃を向けたからだ
- ただ純粋に格の差だ
涅マユリの名言
- 【完璧】などという頓狂な言葉を口にした瞬間に既に君は敗北していたのだヨ
- 私は完璧を嫌悪する
藍染惣右介の名言
- 季節じゃあないがこの時期に見る氷も悪くない
- 憧れは理解から最も遠い感情だよ
黒木ルキアの名言
- 内なる虚が恐ろしければ それすら叩き潰すまで強くなればいい 他の誰が信じなくとも ただ胸を張ってそう叫べ!
- 私は貴様を絶対に許さぬ・・・!
井上織姫の名言
- 同じ人を好きになる
「BLEACH」の評価
良い評価
- アニメの中で、歌がとにかく良い!とにかく主題歌(オープニング、エンディング、BGM)は一度は聞いてほしい
- 夏休みでアニメは一気見しました。アニメよりも漫画の方が絵が好きかな
- 最初はギャグ漫画かと思いきや、後半にかけて割と複雑?になり、面白かった。
- 兎にも角にも、主人公黒崎一護イケメン、かっこよかった。

内確かに最初はコンとのくだりとかギャグ漫画かと思いますが、尸魂界(ソウル・ソサエティ)の面白さは必見です!
悪い評価
- 伏線をちゃんと押さえておかないと、最後の方は難しかった。

ドラゴンボールもそうですが、最後はパワーインフレを起こして、よく強さがわからなくなったです。少年ジャンプあるあるかと思いますが。後半のしりすぼみ感があったので、改善してほしいところ。
以上、「BLEACH」ネタバレ・あらすじ・名言・評価まとめでした。もし、興味があったら是非漫画・アニメを読んでみてくださいね!
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