「聖闘士星矢」あらすじ・ネタバレ・名シーン・名言・評価をご紹介。ネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください
「聖闘士星矢」とは?
『聖闘士星矢』は、車田正美による日本の漫画。テレビアニメ化もされた。シリーズ発行部数は3,500万部を超え。 1985年12月より集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載を開始。女神アテナと、彼女に仕える「聖衣」とよばれる鎧をまとった少年戦士達「聖闘士」の、他の神勢力などとのバトルを描く。
「聖闘士星矢」あらすじ・ネタバレ
星矢はペガサスのブロンズクロスを取得
場所はギリシャのアテネ。古くからの遺跡が立ち並び、観光客が多く訪れる。流星が降り注ぐ満天の星空。星を眺めていた観光客の近くに一つの流星が落ちてくる。流星の正体は一人の青年だった。彼の名は星矢。ペガサスのクロスを手に入れるために、師匠のマリンの元で厳しい修行の日々を過ごしていた。サンクチュアリでペガサスのクロスをかけた対抗試合が開催される。星矢は順当に勝ち進み、カシオスという戦士が対戦相手の首を全てはねて勝利していき、星矢とカシオスが決勝へと進んだ。カシオスの猛攻に星矢は劣勢になっていたが、カシオスの耳を吹き飛ばしてから逆転し、コスモを燃やした星矢はペガサス流星拳をはなち勝利した。対抗試合で優勝した星矢はペガサスのブロンズクロスを手に入れた。カシオスの師匠であるシャイナが星矢を襲撃するが、クロスを着た星矢はその力でシャイナを撃退した。クロスを手に入れた星矢はサンクチュアリをあとにし、一路日本へと向かっていった。
星矢はギャラクシアンウォーズに参加
日本に戻った星矢は幼なじみがいる孤児院を訪れ、たった一人の家族の姉の星華が行方不明であることを知る。ある日、グラード財団から連絡が星矢の元に届き、屋敷に招待された。星矢を呼んだのは城戸光政の孫娘の城戸沙織であった。沙織は光政が手がけた、クロスを着たセイント達が戦うギャラクシアンウォーズに参加するように星矢に参加するように要請した。しかし、見世物の戦いに気の進まない星矢は断った。優勝すれば生き別れになった姉を探すことを沙織から提案され、星矢は渋々ギャラクシアンウォーズに参加することになった。世界各地に送り込まれていた少年達が聖闘士になり、クロスを日本に持ち帰り、星矢と同じくギャラクシアンウォーズに参加することになった。
ギャラクシアンウォーズに参加した星矢はドラゴンの紫龍との戦いに苦戦しながらも勝ち進んでいった。フェニックスの一輝によって優勝商品のサジタリウスのゴールドクロスが盗まれてしまい、ギャラクシアンウォーズが中断した。ギャラクシアンウォーズに参加した星矢、紫龍、アンドロメダ瞬、キグナス氷河の4人が一輝の後を追ってゴールドクロスを取り戻しにいった。
暗黒四天王との戦い
星矢達は一輝のアジトである富士の山麓に向かう。ゴールドクロスは一輝の部下であるブラッククロスたちがバラバラに分けて持ち去っていた。星矢達はブラッククロスを倒していきゴールドクロスを集めていった。星矢、紫龍、瞬、氷河によく似た暗黒四天王と呼ばれるブラッククロスの猛者と激しい戦いを繰り広げる。暗黒四天王を倒した星矢は一輝との対決にのぞむ。戦いの中で世界各地に送り込まれていた少年達が全員、城戸光政の子どもであることを一輝が語った。星矢達は一輝に勝利し、負けた一輝はその場を去っていった。ゴールドクロスを取り戻すことに成功した星矢達はギャラクシアンウォーズの会場に向かった。
会場には沙織が一人でおり、ただならぬコスモを星矢達は感じ取った。沙織の正体は悪がはびこる時、天が使わすというアテナの化身であった。地上にはびこる悪と戦うための戦士を選抜するためにギャラクシアンウォーズを開催したのだった。
ギャラクシアンウォーズに参加した星矢達は私利私欲のために戦い、セイントの掟を破ったとサンクチュアリに判断された。教皇に派遣されたシルバーセイント達が星矢達を狙って襲いかかってきた。シルバーセイントを撃退していく星矢達の元にゴールドセイントのアイオリアとシャカも派遣されてきて、圧倒的な力を見せつけられた。アイオリアとの戦いの中で、沙織さんは13年前の出来事を語った。アテナはサンクチュアリを治める教皇に命を狙われるが、サジタリウスのアイオロスが命をかけて守った。瀕死のアイオロスは城戸光政にアテナとゴールドクロスを託して死んでいった。アテナを守るために光政は自分の子ども達を世界各地に送りこみ、聖闘士にさせようとした。教皇に疑念を抱いたアイオリアは確認のためにサンクチュアリに戻っていった。本来の教皇に成り代わっている者がいると予想した沙織はサンクチュアリに向かっていった。
十二宮編
サンクチュアリについた早々に沙織が胸を矢に撃ち抜かれてしまった。沙織を助けるためには12時間以内に教皇に矢を抜いてもらう必要があった。12時間のタイムリミットの火時計が灯され、星矢達はゴールドセイント達が待ち構える12宮に挑んでいった。白羊宮のアリエスのムウはアテナ側の味方で、4人のクロスの強化をしてくた。
金牛宮のタウラスのアルデバランは4人に襲いかかってきたが、星矢がアルデバランの角を折ったことで、アルデバランは負けを認めて先に進むことができた。双児宮は無人で迷路がしかけられており、星矢は紫龍と氷河は瞬とペアを組み二手にわかれて迷宮に挑んでいった。氷河は迷宮の罠にはまり他の宮に飛ばされてしまったが、星矢は紫龍の心眼により突破し、先に進んだ。巨蟹宮ではキャンサーのデスマスクが立ちはだかったが、紫龍が倒して先に進んだ。
獅子宮ではレオのアイオリアが教皇の術にかかり星矢達に襲いかかってくる。教皇の術は誰かを殺さない限りは解けることがなかった。星矢の前にペガサスのクロスを取り合ったカシオスが現れ、自らの命を犠牲にしてアイオリアを止めた。正気に戻ったアイオリアは星矢達を先に通した。処女宮では『神に最も近い男』と呼ばれるバルゴのシャカが立ちふさがり、星矢達はシャカの繰り出す技に圧倒され太刀打ちできなかった。
瞬が絶対絶命のピンチを迎えたところに一輝が登場した。シャカは手強く一輝でさえ押されてしまっていたが、シャカの天舞宝輪により6感を失うことでセブンセンシズに目覚めた一輝はシャカとともに異空間の果てに消えていった。
天秤宮ではアクエリアスのカミュによって氷付けにされた氷河がいた。紫龍の師であるライブラの童虎がライブラの武器を紫龍に与え、その武器を使い氷河を氷から救いだした。氷から脱出した氷河は瀕死の状態だったため、瞬は自らの命のコスモを燃やして氷河の回復をしていった。氷河を瞬に任せて星矢達は先に進んだ。
天蠍宮ではスコーピオンのミロが星矢達の前に立ちふさがった。星矢達が苦戦しているところに復活した氷河が瞬を抱えてやってきた。氷河の技は通じなかったが、ミロのスカーレッドニードルを受けきった氷河は認められ、星矢達は次へ進むことを許された。
人馬宮ではサジタリウスのアイオロスが残したメッセージを発見し、アテナを託すという言葉を受け、星矢達は決意を胸に次へと進んでいった。磨羯宮ではカプリコーンのシュラが立ちふさがり、紫龍が戦ったがシュラの技に圧倒されていた。紫龍はシュラを道連れに自爆技を使うが、シュラは紫龍を助けるために自らのゴールドクロスを与え死んでいった。シュラのエクスカリバーは紫龍に引き継がれ、先へと進んでいった。
宝瓶宮では氷河の師匠であるアクエリアスのカミュが立ちふさがり、氷河が戦うが全く歯が立たなかった。戦いの中で絶対零度を身につけた氷河は相討ちとなりカミュとともに倒れた。カミュを倒した星矢達は次へと進んでいった。
双魚宮ではビスケスのアフロディーテが立ちふさがり、瞬が戦い倒したが、アフロディーテの技をくらい倒れてしまった。アフロディーテを倒し、星矢は次へと進んでいった。
教皇の間へとたどり着いた星矢の前に教皇が現れ、真の姿であるジェミニのサガの正体を明かした。サガは13年前に教皇を殺し、さらにアテナまで手にかけようとしていた。二重人格の邪悪なサガの強さに星矢は圧倒されていたが、みんなのコスモを受け取り何度も立ち上がり戦っていった。戦いの末にアテナの盾を手に入れた星矢は沙織にささった矢を消し去り、サガの邪悪な人格を消し去った。正気に戻ったサガはアテナに謝罪をし自ら命を絶った。星矢達はサガとの死闘に勝利し、無事にアテネを助けることに成功した。
ポセイドン編
サンクチュアリでの戦いから1ヶ月後に沙織はギリシャの海商王のソロ家のパーティーに呼ばれる。総帥のジュリアン・ソロの誕生日が祝われ、ジュリアンは沙織に求婚するが断られ、光るものが見えたスニオン岬へと向かった。岬には三又の鉾があり、鉾を手に入れたジュリアンはポセイドンとして人魚のテティスに導かれ海底神殿へと向かった。数日後、長雨が降り続き世界各地で水害が多数起こるようになり、十二宮での戦いで傷つき眠る星矢達を看病していた沙織の前にポセイドンの刺客が送りこまれた。沙織はポセイドンからの刺客を退け、海底神殿へと向かっていった。ポセイドンは地上を一度滅ぼすことを考えており、沙織が地上に降り注ぐ雨を全て受ければ滅ぼす時期を後にすると提案し、沙織は受け入れポセイドン神殿のメイン・ブレドウィナに閉じ込められた。
星矢達は目を覚まし、沙織が海底神殿へ向かったことを聞き、ゴールド聖闘士の血の力によりクロスをパワーアップさせ、海底神殿へと向かっていった。沙織を助けるためには海底神殿を支える7柱を壊し、メイン・ブレドウィナを破壊しないといけなかった。7柱にはそれぞれポセイドン配下のジェネラルが守っており、星矢達は手分けして柱の攻略に挑んでいった。
・第1柱の北太平洋を支える柱ではシーホースのバイアンが立ちふさがり、星矢が戦い勝利した。星矢の技では柱を破壊できなかったが、ライブラの武器が送られてきて、その武器で第1柱を破壊することに成功した。
・第2柱の南太平洋を支える柱ではスキュラのイオが立ちふさがり、瞬が戦い勝利した。瞬はびくともしない柱を自らの身体を犠牲にして破壊しようとしたところにライブラの武器が送られてきて、その武器で第2柱を破壊することに成功した。
・第3柱のインド洋を支える柱ではクリュサオルのクリシュナが立ちふさがり、紫龍が戦いクリシュナの攻撃に圧倒されてしまう。クロスを脱ぎコスモを高めシュラから受け継いだエクスカリバーを発動するが通用せず、クリシュナの技を受けて視力を失うことでコスモをさらに高め、クリシュナの生命点をつき倒した。
・第4柱の南氷洋を支える柱ではリュムナデスのカーサが立ちふさがり、幻影によりカミュ・星華・一輝に姿を変えて氷河・星矢・瞬が倒されるが、一輝が現れカーサを倒した。
・第5柱の北氷洋を支える柱では氷河の兄弟子であるクラーケンのアイザックが立ちふさがった。アイザックは昔、激しい潮流に飛び込み氷河を助けるが、片目を失い遭難していたところをポセイドンに助けられていた。罪悪感により攻撃を受け続ける氷河はクールに徹することを決め、カミュより受け継いだオーロラエクスキューションでアイザックを倒した。ポセイドンの元へ向かう一輝にシードラゴンのカノンが立ちふさがった。カノンはサガの双子の弟であり、サガの技であるギャラクシアンエクスプロージョンを放ち、一輝は倒れてしまった。
・第7柱の南大西洋の柱ではセイレーンのソレントが立ちふさがり、瞬を笛の力により追い詰めるが、アテナの祈りにより笛の力から解放され、瞬はソレントを倒した。ポセイドンの元にたどり着いた星矢達はポセイドンの力に圧倒され、アイオロスの意志でサジタリウスのクロスが星矢の前に現れ、ゴールドクロスを纏った星矢はサジタリウスの矢でポセイドンを攻撃するが全て自分に跳ね返ってきた。仲間が盾となってくれたおかげで何度目かでようやくポセイドンに攻撃を当てることができたが、ポセイドンは真の力を覚醒させ星矢達を襲い、12宮で死んだゴールド聖闘士達のクロスの力を借りてポセイドンに対抗した。
ポセイドンの力を利用して自分が覇者になる野望を持っていたカノンはポセイドンの覚醒により野望を叶えることができなくなってしまった。逆上し一輝に襲いかかるカノンをソレントが止め、一輝はカノンからポセイドンを封印できるアテナの壺がメイン・ブレドウィナの中にあることを聞き出した。一輝がポセイドンを止めている間に星矢達は協力してメイン・ブレドウィナを破壊して、沙織を救いだした。
沙織を三又の鉾で狙うポセイドンの攻撃をカノンが受け、沙織はアテナの壺を発動してジュリアンからポセイドンを引き剥がして封印した。崩れ落ちる海底神殿から星矢達は脱出し、地上に降り注いでいた雨を全て止めることに成功した。ジュリアンは記憶を無くして、ソロ家の財産を水害を受けた地域の復興に費やした。
アテナにより243年前に封印された冥王ハーデスが復活し、ハーデス配下の108のスペクターが動き始めた。サンクチュアリにある墓で墓の内側からこじ開けられる事件が起きた。白羊宮に死んだはずの前教皇のシオンが現れ、ムウをデスマスクとアフロディーテとともに襲い、ムウにアテナの首をとってくるように命令するがムウは拒否した。助けにきた星矢をムウは技でどこかに飛ばされてしまい、デスマスクとアフロディーテを倒したがサガ・カミュ・シュラが現れた。シオンは3人に先に進むように指示し、ムウを殺そうとするが童虎が助けに現れ、ムウに3人の後を追うように言った。金牛宮でアルデバランは3人の進行を止められずに死んでしまった。
双児宮でカノンが立ちふさがるがサガの攻撃を受けやられてしまった。巨蟹宮ではシャカの幻影で3人を翻弄し、天魔降伏の攻撃で3人のコスモが消えてしまった。焦ったシオンは童虎を殺そうとするが、童虎がアテナが施した技により若返りをし、千日戦争となり二人の大きな力がぶつかり合って、二人のコスモも消えてしまった。先に進むムウはパピヨンのミューを倒し、獅子宮を守るアイオリアは複数のスペクターを倒した。アイオリアが通してしまったスペクター達はシャカが残らず倒したが、サガ・カミュ・シュラがシャカの元に現れた。3人は禁断の三位一体の技のアテナエクスクラメーションを放ち、シャカを殺してしまった。
3人に対抗してアイオリア・ムウ・ミロの3人のアテナエクスクラメーションで迎え撃とうとするが、沙織が戦いを止めてサガ達を自分の元へ来るように指示した。沙織は短剣をサガに持たせ、自ら自分の喉をついて死んでしまった。シオンが悲しむ星矢達の前に現れ、ハーデスと戦うためにはアテナのクロスが必要であることを伝えにきたという真相を語り、アテナの血で星矢達のクロスをパワーアップさせ、ハーデス城に向かうように言うとシオンは朝日で消滅していった。
ハーデス城ではサガ達がハーデス軍の幹部のパンドラにアテナ抹殺の報告をしていたが、パンドラはアテナがハーデスとの直接対決に向かったと気づいて冥界へと向かっていった。星矢達はサガ達が朝日により消滅していくのを見て意志を引き継ぎ、冥界へと向かっていった。
エイトセンシズに目覚めることができた星矢と瞬が第一獄の裁判官ルネの元にたどり着く。カノンが現れてルネを倒し星矢達に先に進むように言った。第二獄でシルバー聖闘士のオルフェに出会い、ハーデスを倒すために共に進むことになった。ジュデッカのハーデス城でオルフェは琴を演奏してハーデスの元に近づき、攻撃するが幻影のように消えてしまった。ハーデス配下の冥界三巨頭であるラダマンティスにオルフェは捕らえられるが、自分の身を犠牲にしてラダマンティスとともに星矢の攻撃を死んでしまったが、ラダマンティスには攻撃が通じなかった。ラダマンティス達が星矢達に襲いかかろうとするところで瞬がハーデスに乗っ取られラダマンティス達を止めた。
星矢は牢獄の氷地獄であるコキュートスに落とされた。遅れてやってきた氷河と紫龍がカノンの協力で第5獄まで進むが、パンドラの命令でやってきたラダマンティス達が立ちふさがった。氷河達に先に進むようにカノンは言うと、一人でラダマンティス達に立ち向かった。圧倒されるカノンの元に一輝が現れ、三巨頭のミーノスとアイアコスを倒した。
ハーデスの命令で一輝はハーデス城へテレポートさせられ、パンドラにより瞬をハーデスの肉体にするという記憶を思い起こさせられた。瞬の肉体からハーデスを引き剥がそうとするが剥がれずにハーデスは一輝を殺そうとするが、瞬がハーデスの力を抑え自分ごとハーデスを殺すように願うが、一輝は殺せずにコキュートスへと落とされていった。瞬の肉体を完全に手に入れたハーデスの前にシャカが現れ攻撃しようとするが沙織が止めた。コキュートスから星矢は脱出し、アテナの血により身体からハーデスを剥がされた瞬とともに沙織を追っていった。
地獄の最終地点である嘆きの壁は神にしか通れなく、沙織は先に進んでいってしまった。嘆きの壁を壊すためには太陽と同等のパワーが必要であったが星矢達にはそのパワーを得る方法がなかった。シャカが現れ命を燃やすが壊れず、ムウや童虎達など5人でやってもびくともしなかった。カノンはゴールドクロスの共鳴に導かれ、ラダマンティスと自爆することを選んだ。
魂の存在となった12人とゴールド聖闘士が集合して力を合わせて嘆きの壁を破壊した。星矢達はハーデスのいるエリシオンへと向かっていった。ハーデスの側近の眠りを与える神のヒュプノスと死を与える神のタナトスが立ちふさがった。神の力に圧倒されるが、アテナの血により力が引き出されたクロスはゴッドクロスへと進化を遂げ、コスモを最高にまで高めた星矢達はヒュプノスとタナトスを倒した。ハーデスの元にたどり着いた星矢達はハーデスの力に圧倒されるが、沙織にアテナのクロスを渡すことに成功した。沙織へのハーデスの剣の攻撃を代わりに受けた星矢は心臓を貫かれコスモが消えてしまった。星矢を失った悲しみをあざ笑うハーデスにみんなのコスモを受け取った沙織は杖でハーデスを貫いた。ハーデスは消滅して長い戦いに終わりを告げた。みんなは光ある世界へと戻っていった。
「聖闘士星矢」名言
ペガサス星矢の名言
- お前は自分の体の中に宇宙を感じた事があるか?
- そんなの無理だよ・・・いくら強くたって、本気で女の人に闘志を燃やして拳をふるうなんて男にできるわけないよ・・・
- ありがとう紫龍。命をかけたお前の友情の証、確かに受け取ったぞ。
- 俺には、友がいる・・・!味方がいる・・・!愛も友情も涙も全て捨てたお前が勝つ術はもはや何もない
- お嬢さん!一人の人間の命も救えずに全人類の幸福もクソもないぜ!俺たち聖闘士はこの世に邪悪がはびこる時必ず現れる希望の闘士なんだ
- 渡せるか!シャイナ、このお嬢さんは俺の大切な人なんだ
- あいつには今まで危ないところを助けてもらった…今度は俺が借りを返す番だぜ。あいつが一人で戦っている時にこんな怪我くらいで…
- 俺ならどんなことがあっても自分の兄を信じる。それが兄弟っていうもんだろ!?本当の愛情というものだろ?
- 命にはリミットがあるんだ!だったら俺はこの命、自分の選んだ場所で使い切る!!
- 男の体に傷一つないのは自慢にはならん! 男にとって体の傷は勇気の証。いわば男の勲章だ! 傷のいたみをしらないおまえなんかに勝利はありえないぜ!!
ドラゴン紫龍の名言
- どうせ一度死んで星矢に貰った命だ・・・
- 確かにこの世で信じられるものなど何もないかもしれない…だが、だからこそ友情だけでも信じたい…父の愛も、母の愛も知らぬ俺達にとって友情だけは心のよりどころなのだから
- 世の中にはこの世界の美しさを本当に知っている人はほとんどいない・・・まして、それを守らなければいけないことも…でも、俺はみんなのおかげで自分が何のために生きるのか、その目的まではっきり見えるようになった。
- シュラよ。聖闘士ならわかりきったこと。アテナのためだ
- 悪を懲らしめるという美名の下に、幼気(いたいけ)な子供たちの命を奪い、さらに、罪もない春麗の清らかな愛を蹂躙した! お前に対する怒りが、俺の小宇宙を燃え滾らせたのだ!!
- わざと負けるは武人として最大の非礼。 お前に深く詫びねばならん。このライブラの紫龍最大の奥義においてせめても詫びとしよう。 見よ。天地を揺るがす黄金の龍を。 廬山昇龍覇!!
- 聖闘士ならば…いや人間ならば、誰もが少しずつもつ力だ。 人と心を通じ合わせ、互いに相手を思いやる。 そんな想いが、魂が立ち上がるための力となるのだ!
キグナス氷河の名言
- お前は俺の一番大切なものを無惨に踏みにじり、俺の全神経に怒りを張り巡らせた!もはやお前を葬るのになんのためらいもない!俺の怒りを思い知れ
- マーマ…もうニ度と逢えないかもしれない…これが僕の運命なんだね
- 先生!俺は今でもあなたに指導を受けたことを誇りに思っています!あなたは立派な聖闘士のはず…
- かけがえのない友だ。むざむざと殺させわけにはいかん!
- 俺の涙は枯れ果てたものだと思っていた…瞬は凍りついていた俺の体に熱い命を吹き込んでくれた…いや、それ以上に凍りついていた俺の魂に熱き心を甦らせてくれた。
- この氷河にとって今、この時代に生きているということに価値があるんだ。つらくとも苦しくとも熱き血潮を分け合った素晴らしい奴らと同じ時を歩んでいるということが喜びなのだ。かつては不運な出生を呪ったこともある。だが今は神に感謝している。奴らを友として同じ時代に生まれた事をな…!
- カミュ、あなたは自分の命をかけて俺を絶対零度まで導いてくれたのですね…あなたから受けた数々のことは決して忘れない…ありがとう。我が師カミュ、そして、さようなら・・・
- 自分の力を信じるんだ。自分の小宇宙を。お前の心の希望の光で、俺の小宇宙の力に耐えてみせよ!
アンドロメダ瞬の名言
- 暗黒アンドロメダよ、見せてやろう!青銅(ブロンズ)の鎖の真の力を!そして・・・お前の敗北を!僕を怒らせたお前の罪だ!!
- ジュネ、君の気持ちは嬉しい。だが、これだけはわかってくれ!僕には…男にはどうしても戦わなければならないときがあるんだ!
- ごめんなさい…兄さんの言ったようにできないかもしれない…でも、敵と戦うより残された全小宇宙を燃やして友の命を救いたいんだ…
- 兄さん・・・僕は約束どおり最後まで男らしく戦ったよ。アルビオレ先生の仇も取った。星矢、助けに行けなくてごめんね…でも、きみならきっとやってくれるはずだ。僕は紫龍や氷河や兄さんの待っているところへ行くよこんな僕でもアテナやみんなのために少しは役に立てたかな・・・さよなら、星矢
- 未だに死んだ母親の幻に取り憑かれているそんな奴に、この俺が倒せるか
- 瞬、俺は思うんだ。宿命というやつは確かにあるかもしれん。だが、どんな宿命であろうと自分の力で変えることができる。人間というものはそんなに弱いものじゃないはずだとな
- 俺たちは親との縁が薄かったが、アテナを守るためなら死ぬ時は一緒と契りを結んだ兄弟なんだ。お前を倒さず、おめおめと立ち去れるか
- 同じ時代を分かち、生まれてきた熱き血潮の友や弟たちの死を無駄にしないためにもこの命かけて!
フェニックス一輝の名言
- かわいそうな男よ・・・血を分け、この世でたった一人の兄弟を憎み、それに代わって歴史に名を残したとて 一体何が得られると言うのだ!?俺たち兄弟も決して幸せな星の下に生まれたわけではなかった… バド、お前のように父や母の顔を知らず、宿命の下に離れ離れに引き裂かれ一時は敵と味方に戦ったことすらあったんだ。 俺も弟瞬も自分たちの宿命を呪ったこともある。だが、今こうしてアテナの下に素晴らしい友たちと一つの目標に 向かって戦うことが出来る・・・ 俺達のような不幸な星の下に生まれた兄弟でもいつか平和に暮らせる世の中が来ることを信じて・・・そのために俺達兄弟は力を合わせて戦う・・・!
- いい仲間を持って幸せなヤローだぜ。だがな紫龍よ、 いつまでも星矢達を心配させるんじゃねぇぜ。お前も聖闘士なら意地でも立ち直って戻って来い!
- 俺が倒れても、後は弟や、青臭い後輩たちが戦っていく。俺の屍を乗り越え、倒れた仲間たちの魂を背負って、未来へと突き進む。
- この世に憎み合い、殺し合うことが絶えずある…親子であっても兄弟であっても… だが、まだ汚れを知らぬ頃、子は親を慕い、兄弟は互いに信じあっていた。 そしていつしか運命のいたずらに よって互いに憎み合い、殺し合うようになった時でも誰しもかつて愛し合い、信じあった頃を忘れてはいない… 今もそうありたいと願っているはずだ。まして、この世に二人きりの兄弟ならばなおさら…
城戸沙織(アテナ)の名言
- 私は信じます。人々が愛し合い、平和の望む心がある限り、どんな困難があろうと、絶対にこの地上は滅びないと… そのために私たちは戦ってきたのです。そして、これからも戦うのです。
- 彼らが奇跡を起こす事ができたのは誰よりも地上を愛し、人々を愛する小宇宙があったからです。 たとえ神であろうと邪悪な小宇宙しか持たないあなたは決してかないません。 さぁ覚悟しなさいポセイドン。あなたの負けです。
- これが愛です 人間が持つ偉大なる力 生命の源から沸き上がってくる愛の力 それはなにものにも負けることはないのです
「聖闘士星矢」評価
聖闘士星矢の評価をご紹介しましょう。
良い評価
- ギリシャ神話の星座に題材をとったプロテクター「聖衣」のカッコよさ。性格づけのしっかりした主要五人。
- ギリシャ神話を基にした画期的な設定。聖衣、必殺技などアニメやグッズにして売れたのは納得
- 最大の山で緊張感や絶望感が凄かった黄金十二宮編。内部抗争でこちらが女神アテナを抱えてるのに逆賊扱い、最下級青銅聖闘士の中から星矢ら五人(ここが主人公というのも上手い)が黄金聖闘士に下克上して行くのは燃えた
- ・キャラがサッパリして漢らしい。昔の名作ならではかもしれない
悪い評価
- キャラの見た目の区別がつきにくい。顔ならよくある話ですが髪形まで似ているのは勘弁してほしいです、いきなり星矢と邪武が服でしか区別がつかなくて焦りました。
- 構図が下手。味方が敵を吹っ飛ばすコマで画面に奥行き、立体感がないのは萎えます。
- 髪型以外で女性キャラの見分けが付きにくいこと。あと主人公達が一番弱い「青銅」の立場なのになぜか最強の位置にいる「黄金」に次々と勝ってしまったりするなど、矛盾点も見られた部分。でしょうか。
コメント