今回は「東京喰人」のあらすじ・ネタバレ・名言・評価をご紹介。「東京喰人」のネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください。
東京喰人とは?
『東京喰種トーキョーグール』は、石田スイによる世界累計3000万冊の発行部数を誇る日本の漫画作品。人間を食す怪物、グールの在り方や戦いを描いたダークファンタジー。1作目『東京喰種』、2作目は『東京喰種RE:』となっており、喰種を巡る数多くの謎と、圧倒的な描写力で多くの読者を魅了しています。
映画も上映されております。
「MARS ただ、君を愛してる」の窪田正孝が主人公カネキを、NHK連続テレビ小説「まれ」の清水富美加がヒロインのトーカをそれぞれ演じる。これまで多くのCMやミュージックビデオを手がけてきた萩原健太郎監督がメガホンをとる。 スタッフ 監督萩原健太郎 原作石田スイ脚本楠野一郎製作総指揮大角正企画プロデュース吉田繁晃 キャスト 窪田正孝金木研(カネキ) 清水富美加霧嶋董香(トーカ) 鈴木伸之亜門鋼太朗 桜田ひより笛口雛実 蒼井優神代利世(リゼ)
基本情報
・喰種(グール)
出典:4Gamer
喰種は、数メートルを軽々と飛び越えるなど、超人的な身体能力と、高い治癒力、そして武器にもなる捕食器官や特殊な細胞を持った存在。そして、人間の姿をしながらも、人間を喰らう怪人。食物連鎖の頂点。
喰種(グール)の持つ特殊能力:赫子(かぐね)
“赫子(かぐね)”という喰種特有の殺傷能力のある武器を体内より放出し、人間を捕食する。血液のように流れ、”歯” よりも頑丈になるこの赫子は、『羽赫』『甲赫』『鱗赫』『尾赫』と呼ばれる”喰種”ごとに固有の 4タイプに分類でき、それぞれに相性による優劣が存在する。
喰種同士の共喰いもある。赫子または赫子を材料にした「クインケ」からのみダメージを負う。
・CCG(喰種捜査官)
喰種に対して価値を見いだす事無く、ひたすら喰種を狩る人間達。クインケと呼ばれる元々グールのカグネから作られた武器を使います。
登場人物(あんていくサイド)
・金木 研(カネキ ケン)
物語の主人公であり、読書が趣味の平凡な大学生。神代利世(リゼ)に好意を持ち、ついていったところ、襲われ鉄骨落下により救われる。Rc typeは鱗赫。
リゼは瀕死となり、リゼの内蔵をカネキは移植して、一命を取り留める。しかし、リゼがグールであったこともあり、カネキはは「半喰種」に。グールと人間の葛藤に苛まれながら生きる。
・霧島 董香(キリシマトウカ)
仲間思いで優しい性格の霧島 董香。喰種捜査官には“ラビット”呼ばれ、父親が喰種捜査官に殺された事もあり、恨みがある。Rc typeは羽赫。
当初カネキに対しては心を開いていなかったが、徐々に心を開いていき、最終的には結婚する。人と同じように高校に通っていたため、人間の友達もいる。
・芳村(ヨシムラ )
20区の“喰種”をまとめている喫茶店「あんていく」の店長。半喰種となり、自分の居場所を失ったと涙するカネキに、君は“喰種”と人間の世界に居場所をもてる唯一の存在であると語り、「あんていく」に来るよう勧めた。 「あんていく」の仕事の傍ら、四方と秘密裏に行動することも多く、未だ謎が多い人物である。
・西尾 錦(ニシオ ニシキ)
勉強家でありカネキと同じ大学に通っており、貴未という人間の恋人がいる西尾 錦。過去には、自分の喰場(くいば)を荒らされていると思い込み、カネキと闘った。しかし、カネキとは仲が良く、後半は恊働することが多いです。Rc typeは尾赫。
・四方蓮示(ヨモ レンジ)
寡黙で無愛想な青年だが、戦闘力も高く、仲間思いの一面もあり仲間からの信頼は厚い。食料調達から敵情視察まで幅広くこなし、芳村の右腕的存在として活躍。ちなみに、ウタ、イトリとは昔なじみ。
・笛口 雛実(フエグチ ヒナミ)
父と母を喰種捜査官に殺されたが心優しく穏やかな少女。カネキやトーカのことを慕っている。Rc typeは甲赫・鱗赫。
・月山 習(ツキヤマ シュウ )
異常なまでに己の食にこだわる“美食家”。端正な顔立ちをしており、フランス語をよく使う、ナルシスト。とにかくカネキを食べることに固執する。Rc typeは甲赫。
・神代 利世/カミシロ リゼ Rc type:鱗赫
カネキを食べようとして、鉄骨落下事件の被害者になる。今も謎が多い女性。大食いとしての呼称を持ち、食欲の赴くままに人を殺して食らう。
登場人物(アオギリの樹)
・隻眼の王
出典:東京喰種:re
「アオギリ」を統率する張本人。その素性は、ほぼ謎に包まれる。実は隻眼の王の正体はアオギリの樹のメンバーである、エト。そして、エトの父親は、アンティークの芳村店長。
・タタラ
非常に高い戦闘力を誇る隻眼の王の直属の部下。
・ノロ
無口で何を考えているか分からない、隻眼の王の直属の部下である戦闘員。最終的に死ぬ際、素顔がなく、崩れ落ちていることから亡霊なのか。
・エト
タタラとよく行動を共にする謎深き男。しかし、その正体は隻眼の王である、エト。
・霧嶋絢都(アヤト)
トーカの弟であるアヤト。高い戦闘力をタタラに買われて、「アオギリ」にいますが、後には、カネキサイドで頼もしい見方となります。姉思いの非常に良い弟ですが、ぐれています。Rc typeは羽赫。
・ヤモリ
13区出身。戦闘力は高いものの、残虐性も非常に高い問題児。。23区「喰種収容所」に囚われて虐待された過去を持ち、13区のジェイソン」と怖れられていた。後ほどご紹介しますが、カネキが覚醒する際にきっかけとなった男。Rc typeは鱗赫。
・鯱(シャチ)
本名は神代叉栄(かみしろまたさか)。レートはSS級の元6区リーダーであり、非常に強いです。23区喰種収容所“コクリア”に収容される。「アオギリの樹」による“コクリア”襲撃事件により、脱走しました。
・ナキ
上記のシャチ同様、コクリアからの脱走組。ヤモリを神のように尊敬して、カネキを憎んでいる。非常に単純で仲間思いの好青年。後半は味方として活躍します。Rc typeは甲赫。
東京喰人概要
東京喰人ネタバレ・あらすじ
主人公カネキが死んでグールに
平凡な大学生活を送っていた金木研(以下カネキ)。喫茶店によく来る美女「リゼ」に恋をして、追いかけるうちにグールの捕食現場に遭遇した。リゼに殺されるところ、突然鉄骨が落ちてきて、リゼは死亡。重傷を追った、カネキはそのまま病院で移植手術を受ける事になり、リゼの内蔵を移植。そのまま、グールとしての生活を送るようになります。
グールの組織に入る
半グールとなったカネキは、食欲(人肉しか食べれない)を押さえられなくなり、グールが経営する喫茶店「あんていく」の組織になります。そこで、グールの生活に触れて、グールの仲間と会話する内に、グールに対する見方が変化。そんな中、グールの仲間が殺害されて、グールの仲間を殺した捜査官に立ち向かいます。
それが亜門捜査官なのですが、グールと人間どちらの価値観も体感したカネキだからこそ感じることがあったのでしょう。涙を流しながら、両者をつなぐことを決意します。
月山との出会い
月山と呼ばれる美食家がカネキに接近。目的は人間とグールのハーフであるカネキを食べる事。様々な手を駆使して、カネキを誘い出します。
結果戦闘になるのですが、助けにきたトーカにカネキは自分の肉を食べさせて(元々人間のため)力を引き出させ見事月山に勝利します。
組織化された喰種集団「アオギリの樹」
喰種集団として君臨している「アオギリの樹」。アオギリの樹の目的は「リゼ本人または、リゼの匂いがする奴」の捕獲。つまりリゼの臓器を持つカネキが狙われ、「アオギリの樹」のアジトに連れ去られます。
カネキ、覚醒
捕獲され、「アオギリの樹」のヤモリに拷問を受けます。そこで、無力さを痛感するとともに、切り捨てる覚悟ややりきる力が必要なことを実感します。
覚醒したカネキは髪も黒髪から白髪になり、好戦的な性格に一変。圧倒的な強さでヤモリを倒します。そのまま、カネキを助けようと潜入していたあんていくメンバーを救出します。
黒幕である医者・嘉納との再開
実はカネキが移植されたのは全て計画の内。移植してくれた医者である嘉納が黒幕だということを知ります。嘉納の屋敷にたどり着いたところ、CCGと遭遇し、そのまま戦闘に。
そこでたまたま目にしたのが、死んだはずのリゼの姿が。
あんていくの危機
CCGがあんていくのアジトを突き止め、CCGはあんていくへの攻撃を開始。あんていくの芳村店長が闘います。その正体は最強のグールと謳われるフクロウ。しかし、数が多いCGGの前では打つ術無く、敗れます。最後、カネキは最強のCGGの捜査官である有馬に挑みます。
『東京喰種トーキョーグール:re』ネタバレ・あらすじ
主人公は、新たに22歳、毛先が白、生え際が黒というツートーンカラーの髪が特徴の佐々木排世(ささきはいせ 通称ハイセ)。時間軸は、第1部から2年後の喰種の脅威が存在する世界。ハイセは喰種捜査官として「喰種対策局(CCG)」に勤めており、喰種の赫包を武器として加工した「クインケ」を、体内に持った兵士達が集まる「クインクス」班の指導者。
このハイセは20年間の記憶を失っており、実は物語第一章のカネキと同一人物。より喰種やCCGの謎に迫るとともに、伏線回収が多々あり、面白いです。最終的にハイセと指導教官である有馬が闘うことになり、戦えなくなった有馬は敗北を認めまさかの自害。
東京喰人名シーン
カネキ覚醒シーン
ヤモリがカネキを拷問が機となり、度重なる死と同等の痛みと仲間の無残な殺され方を目の前で見せられ、自問自答の末、自己の中にあった『神代利世』を喰らい、喰種として自覚。ついにカネキが覚醒するシーンです。元々の黒髪で温厚な性格の青年は今や多大なストレスでメラニン色素がなくなり白髪の青年になりました。かっこいいシーンですね。
カネキvsアヤト
カネキvsアヤトの戦闘シーン。半殺しの定義を語りだす所がいいですね。アヤトは「テメエにわかるわけねーだろ・・・・ヴァーーーーーカ」と切り返します。
実はアヤトは姉であるトウカのことを気にかけ、殺されないように配慮していたことが発覚。なんだかんだいって、姉弟共に仲が良いんですね。
東京喰人の評価
良い評価
- この手の現実感と非現実感の織り混ざる話ってどれだけその設定の世界に入れるかが個人的には大きいので、その点ではこれはすんなり世界に入れて良いです。あと絵が好き。殴り書きでも華奢さや綺麗さがあるし何よりニオイのしそうな生々しさもある。ポップな感じやあざといゴシック感を含めても生々しい。丁寧に描かれた感じがしないのに何故かグロテスクな空気もある。雰囲気作りが巧いと思います。
- 東京喰種初日観てきた◎ カネキくんがめっちゃカネキくんでなんか感動した。喰種見てたらサンドイッチ食べたくなったのでお昼はサンドイッチでした。 ちょっとスプラッタだけど面白いのでおすすめそんでみんな原作読んでください。泣けるから
- 普通に面白い女性キャラも可愛いし(特にトーカ)色々漫画を読んだけど一番好きな作品です。
- ヒロインが可愛い、ストーリーのわりに読み味も悪くない。

女性キャラが可愛いという感想や口コミが多い印象。また、ストーリーの独自性にも言及している感想も多々見受けられました。
悪い評価
- 東京グール面白かったなぁ…グロかったけど…wあとぺろぺろが凄かった……ぺろぺろしてたね…ww東京グールの映画が原作よりもグロいということですごく観に行きたい
- 東京グールの映画が原作よりもグロいということですごく観に行きたい
- 絵は上手だと思うが後半に連れてぐちゃぐちゃになりすぎて富樫の下書きの方がまだわかりやすくなってくる。キャラクターの個性がワンパターン化してきて特にマッシュヘアーやいわゆる無造作ヘアーのキャラは見た目が同じでもう少しセンスが欲しいかな。戦闘シーンも突然別のキャラクターと戦闘になったりしてわかりにくい。他の画力のある作者なら上手く書きそうな気はしますが(同系統として沙村氏とか)疲れて読むのをやめてしまいました…次作品に期待します。いい漫画家さんだとは思うので。

とにかくグロイ、という口コミが多かったです。また、キャラクターが名前が覚えにくいことや、ストーリーがグチャッとしており、分かりづらい、という口コミも見受けれました。
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