「新世紀エヴァンゲリオン」ネタバレ・あらすじ・名シーン・評価まとめ

「新世紀エヴァンゲリオン」ネタバレ・あらすじ・名シーン・評価まとめアニメ・漫画
「新世紀エヴァンゲリオン」ネタバレ・あらすじ・名シーン・評価まとめ

今回は「新世紀エヴァンゲリオン」あらすじ・ネタバレ・名シーン・評価をご紹介。「新世紀エヴァンゲリオン」のネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください。

「新世紀エヴァンゲリオン」ネタバレ・あらすじ

出典:amazon

「新世紀エヴァンゲリオン」ネタバレ・あらすじを解説していきます!

第3使徒サキエル

物語は、謎の巨大生命体「第3使徒サキエル」が海から第三新東京市に上陸してくるところから始まる。特務機関NERVの大佐、葛城ミサトが主人公である3rdチルドレン、碇シンジ(14)を迎えにくる。

なんのために連れてこられたか分からないシンジは戸惑いながらも地下の妙な場所に連れてこられる。ライトがつくと目の前には大きな紫色のロボットのようなものがあった。
それが汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンの初号機であった。

そこで、シンジの父でありNERVの司令である碇ゲンドウが登場する。この時シンジとゲンドウは3年ぶりの対面であったが、ゲンドウはただ一言「出撃」と言った。これはシンジが初号機に乗れという意味であった。しかし、シンジは初号機に乗るのを拒んだ。

そこでゲンドウは1stチルドレンの綾波レイが初号機に乗るように命令する。しかし、運ばれてきた少女は身体中を怪我していた。それを見たシンジは初号機に乗ることを決意。

初号機に乗ったシンジは第3使徒と対峙。エヴァンゲリオンの神経と搭乗者の神経は連動しており、エヴァンゲリオンが受けた痛みは搭乗者自身にも受けるようになっている。そのため、使徒の攻撃を受けたシンジは痛みに怯み手も足も出なかった。

そんななか、使徒の攻撃で頭部を貫かれてしまう。初号機は頭部から大量の血を噴き出し活動を停止。NERVのメンバーがシンジの生死を心配するなか、初号機の目が赤色に光だし、咆哮した。暴走である。暴走した初号機は第3使徒に突撃するが謎の光の壁ATフィールドに阻まれてしまう。しかし、初号機はそれをいとも容易く破ってしまう。使徒の弱点であるコアと呼ばれる赤い部位を的確に攻撃する初号機だったが使徒は自爆した。碇シンジが気がつくと病院にいた。その後、葛城ミサトと同居することになる。

第4使徒シャムシエル

数日して第4使徒シャムシエルが上陸。これも活動限界ギリギリで初号機が撃破する。

第5使徒ラミエル

そして第5使徒ラミエルはヤシマ作戦の長距離射撃により撃破に成功する。

第6使徒ガギエル

ある日2ndチルドレンである惣流・アスカ・ラングレーがエヴァンゲリオン2号機と共に日本に来日する途中、第6使徒ガギエルにエヴァンゲリオン2号機輸送艦隊が奇襲を受ける。しかし、アスカの駆る2号機により撃破。アスカも葛城ミサトの家に住むことに。

第7使徒イスラフェル

しばらくして第7使徒イスラフェルが上陸。アスカの一刀両断により倒されたかと思われたが、2体に分裂し返り討ちに。倒すには2体同時にコアを破壊する必要があった。そこで、葛城ミサトはアスカとシンジの同時攻撃による撃破を提案。息をピッタリ合わせる必要があるため特訓を繰り返し、ようやく第7使徒を撃破することに成功。

第8使徒〜第10使徒

続く第8使徒サンダルフォン、第9使徒マトリエル、第10使徒サハクィエルも苦戦しながらも撃破することに成功した。

第11使徒イロウル

第11使徒イロウルは今までのタイプと異なりコンピュータウイルスのような使徒でNERV本部を侵食する形で攻撃を仕掛けた。NERV本部にある人工知能「MAGI」の中に侵入され自爆プログラムを起動されそうになるがその瞬間に相手に自壊コードを送り付け勝利した。

第12使徒レリエル

第12使徒レリエルは巨大な球体が浮かんでいるように見えるがその浮かんでいるものは本体ではなく影。その影を攻撃すると地面がディラックの海になり、沈むともう二度と帰ってこれずどこに行くのかも分からない空間へと引きずり込まれるという恐ろしいものだった。

それを知らずに攻撃した初号機が餌食となり引きずり込まれる。生命維持装置により初号機の電源が切れてもしばらく生きていたが、そろそろ生命維持装置の電源も切れそうになるとシンジのまだ死にたくないという思いから再び初号機が暴走し、第12使徒の影を内側からこじ開け第12使徒の血しぶきと共に咆哮をあげながら顔を出した初号機。その様子を見ていたNERV一同は恐怖でしかなかった。

第13使徒バルディエル

外国のNERV支部で実験が行われていたエヴァンゲリオン4号機が謎の爆発を起こしそのNERV支部は消滅した。そこで、日本のNERV本部にエヴァンゲリオン3号機が押し付けられる形で到着した。3号機起動実験に選ばれたのはシンジの学校の友達である鈴原トウジだった。起動実験が始まった途端、3号機の様子がおかしくなり、爆発した。

NERV本部に向かって歩いてくる3号機を識別したところ第13使徒バルディエルと識別された。アスカとレイが交戦するも圧倒されてしまう。使徒が来たということしか知らされていなかったシンジは3号機の中に誰が搭乗しているのかを知らなかったが、誰かが乗っているのは知っていた。

そのため、3号機を攻撃せずにただ一方的に殴られ続けていた。それを見兼ねたゲンドウはこの時試験的に導入されていた初号機のダミーシステムを起動。ダミーシステムが起動されるとシンジの操作はきかなくなり、ただひたすらに3号機を攻撃する初号機をシンジはエントリープラグの中で見ていることしか出来なかった。ダミーシステムの力は圧倒的であっという間に3号機をバラバラに解体していく。

最後に3号機のエントリープラグを初号機が手で握りつぶすと初号機の活動は停止した。
そのエントリープラグにいたのがトウジだと知ったシンジは言葉を失い、ただ発狂。
それ以降もうエヴァには乗らないと決めたシンジは荷物をまとめてミサトの家をでていく。電車に乗っている途中、再び使徒が来たためシンジは地下のシェルターに避難することに。

第14使徒ゼルエル

第14使徒ゼルエルは今までとは比べ物にならない強さで対峙した2号機の頭部と両腕を切断し、戦闘不能に。避難している途中シンジは加持リョウジというNERVの諜報員であり葛城ミサトの元恋人に会う。

そこでシンジはリョウジに「シンジくん。俺はここで水を撒くことしかできない。だが君には君にしかできない、君にならできることがあるはずだ。誰も君に強要はしない。自分で考え自分で決めるんだ。自分が今何をすべきなのかを…。まあ、後悔のないようにな…。」と言われる。

そのとき零号機改は爆弾を持って第14使徒に特攻し自爆するも第14使徒は無傷のまま。零号機改も戦闘不能に陥る。シンジくんは再び初号機に乗ることを決意。第14使徒が地下に侵入し、葛城ミサトらがいる司令部まで迫り殺されそうになったとき、横の壁を破壊してそれを阻止した初号機。

第14使徒の攻撃により初号機の左腕が吹き飛ぶがそんな痛みに耐えながらシンジは第14使徒をエヴァンゲリオン輸送用リフトに押し込み、地上に一緒に上がる。第14使徒を地面に押さえつけコアを殴り、壊そうとする初号機だったが惜しいところで初号機の活動限界が来てしまう。

第14使徒は停止した初号機の腹部を貫き近くの山に叩きつける。その直後、初号機は暴走し攻撃してきた第14使徒の帯状の腕を引きちぎり吹き飛ばされた左腕を修復した。その腕の外見は人間の腕そのもの。閉じてあった初号機の顎が開かれ白い歯がむき出しになる。四つん這いになり第14使徒を抑え込むと、途端に第14使徒をまるで獣のように捕食し始めた。その光景をNERV職員はただ見つめていた。

第15使徒アラエル

しばらくして、第15使徒アラエルは宇宙に姿を現した。それに地上から対峙する2号機であったが、第15使徒の精神汚染によりアスカの心はズタボロにされる。その後、零号機改が地下より持ち出したロンギヌスの槍を第15使徒に向かって投げた。通常、使徒はATフィールドを保有しているため物理攻撃などは聞かないのだが、このロンギヌスの槍はアンチATフィールドを保有している、使徒の持つATフィールドを無力化し倒すことができる。

この戦いが終わった後、エヴァの中が唯一の居場所だと思っていたアスカだったが、自分の心の問題でエヴァが起動しなくなってしまった。それからアスカは廃人のようになってしまう。

第16使徒アルミサエル

第16使徒アルミサエルが現れる。第16使徒は白く光る触手のような使徒で最初に零号機改が対峙するも侵食されてしまう。

司令が機体を捨ててレイだけ脱出しろという命令をだすも、それだとシンジが危ないと判断したレイは零号機改のATフィールドを使って体内に無理やり取り込み零号機改の自爆プログラムを起動させ、第16使徒もろとも自爆。

それを見て絶望するシンジであったが、病院に行くと怪我をしているレイに会う。それを見て安心するシンジだった。しかし、それを見ていた葛城ミサトはあの爆発で生き残れるはずがないと疑問に思い、調査をした結果、綾波レイはNERV上層部によって作り出されたクローンだということが判明する。

第17使徒タブリス、渚カヲル

NERVよりもさらに上の黒幕とも呼べる組織seeleから謎の少年5thチルドレンとして渚カヲルが加わる。同じ男の子としてシンジはとても喜んで、カヲルと仲良くなる。

しかし、ある日突然2号機が地下に向かって降下し始めた。それと同時に第17使徒と識別されたものが降下していく。それを知ったシンジは初号機に乗り追いかける。そこに居たのは第17使徒タブリス、渚カヲルだった。2号機には誰も乗っていないのに渚カヲルの身を守っていた。

最下層につくとそこには十字架に磔にされている白い巨大な人のようなものだった。
それをアダムだと思い込んでいた渚カヲルだったがそれはリリスという別の生命体。

アダムとは使徒の生みの親でリリスとは第18使徒リリン、つまり人間の生みの親

渚カヲルの目的はアダムとの接触だったが、その目的が失われたため、自分を殺すようにシンジに言う。シンジは迷ったが人類が生きるためにはそうしか出来ずに結局、初号機の手で握りつぶしてしまう。

今まで使徒を倒してきたのは人類補完計画のため。人類補完計画とは人類の魂をひとつにまとめ回収し、リリスによって新しい完璧な生命体へと進化することだった。

その補完の中心に居たのはリリスのコピーから作られたエヴァンゲリオン初号機のパイロットである碇シンジ。碇シンジの望む世界を選択できると問われる。シンジは今までこの世界の全てが嫌いだった。否定されるのを恐れていた。しかし、自問自答を進めていくうちに、それは自分が決めつけていた世界でしかなく、理解をしようとしていなかったことが分かる。

自分は自分でしかない。それを分かったシンジはもう一度みんなと話したいと、一緒にいたいと望んだ。しかし、人類の魂は還る肉体がなくなったため、誰も元には戻らなかった。地球上の生物がエヴァの中にいたアスカとシンジだけになり物語は幕を閉じる。

「新世紀エヴァンゲリオン」名シーン

碇シンジの名言

  • 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ

もっとも有名なセリフといっても過言ではない名言。一度はエヴァに乗ることを拒否したものの、ボロボロの綾波を見て、自分を奮い立たせるシーンです。

  • 笑えばいいと思うよ

碇シンジが綾波レイに言った台詞ですね

  • 僕は、エヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!

綾波レイの名言

  • あなたは死なないわ。私が守るもの
  • 私には他になにもないもの
ネタバレにはなりますが、綾波レイは碇シンジの母親である碇ユイの遺伝子からできたクローン人間です。

感情がない無機質な発言が多かった序盤から、徐々に人間っぽい発言に移行します。

惣流(式波)・アスカ・ラングレーの名言

  • なんとかしなさいよ!バカシンジ
  • あんたバカァ?
  • 傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!
  • 誰かと話すって心地いいのね。知らなかった

「新世紀エヴァンゲリオン」評価

良い評価

良い評価

  • 世界観やキャラ設定がとにかくこだわりがすごい。おそらく製作陣のバックボーンがしっかりしてるからなせる技といった印象。当時熱狂的なファンを作り出し、社会的ブームを引き起こした名作中の名作ですね。
  • 大人になってみると違う感じ方ができて、何度見ても面白い作品です。
難しいけど、奥が深くて楽しめるといった意見が多いです。筆者も小学校の時に見た時は何がなんだかさっぱり。20年以上の時を経て見返して見ると面白いとなったので、子供向けというより大人向けの漫画・アニメと言えるでしょう。

悪い評価

悪い評価

  • 何だか凄まじいアニメを見た気がします。最初は特に難しかったけど、途中から人生とは?を悟り、わかった気にもなりました。
  • 初号機がとにかくカッコいいですが、やっぱり難しいですね。小学生の子供には見せられないアニメです。
やはり難しいという意見が多数。

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