今回は映画も放映されている大人気の「呪術廻戦」という作品についてあらすじ・ネタバレ・名言・評価をご紹介。ネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください。
「呪術廻戦」とは?
「呪術廻戦」という作品は2018年から週刊少年ジャンプにて連載されている芥見下々先生による作品です。爆発的人気を誇るこの作品は2021年12月24日に映画が公開され、2022年5月9日時点で興行収入が136億円を越えました。2022年の5月29日まで上映予定です。そんな大きく話題を呼んでいる呪術廻戦の本編のあらすじをご紹介します!
「呪術廻戦」あらすじ・ネタバレ
主人公、虎杖悠仁とは?
主人公は高校生の虎杖悠仁。スポーツ万能で驚異的な運動神経の持ち主だが、入院している祖父の為に運動部には入らず、5時に帰ることのできる心霊現象研究会に所属している。病院を訪れると祖父はゆっくりと虎杖に話しかけ、「オマエは強いから人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね、俺みたいになるなよ」と言い残して亡くなってしまう。
その後、虎杖は特級呪物の回収に来ていた伏黒恵と接触。伏黒は虎杖が特級呪物を所持していると踏んで接触したが虎杖は特級呪物を持っておらず、心霊現象研究会の先輩が学校で呪いを解こうとしている事が判明。慌てて阻止に向かおうとするもすでに遅く、特級呪物は箱から取り出され、封印が解かれてしまう。
伏黒は暴れる呪霊を倒そうとするが、一人では手に負えず、暴れる呪霊から先輩を助けようと考え、虎杖は呪い、すなわち特級呪物を飲み込む。それにより体に取り込み死ぬ、もしくは呪いに体を取られると思われたが虎杖は自分の意識を保つことが出来た。
五条悟登場
その後やってきた特級呪術師・五条悟に出会います。特級呪物の両面宿儺と意識を切り替えることが出来ると五条悟により確かめられると、虎杖は五条により、気絶させられ別の場所に移動。
目が覚めると五条に「残りの宿儺の指を食べてから死ぬか、今すぐ死ぬか」と聞かれ、虎杖は人を助けるために残りの宿儺の指を食べることを決意。呪術専門高等学校への編入が決まった。虎杖、伏黒は五条とともに残りの入学予定者、釘崎野薔薇と合流する。
呪術専門高等学校に入学
西東京市の建物内に特級呪霊の呪胎が出現し、3人はそれぞれ奮闘、虎杖は両面宿儺と意識を切り替え、特級呪霊を祓ったが宿儺が暴れ始め、虎杖は宿儺と戦い、命を落としてしまう。その後、虎杖は両面宿儺と契約を行い生き返り、五条悟のもとでひっそりと呪力を扱う特訓を行う。その間、彼を亡くしたと思っている伏黒、釘崎も呪術高専の京都校との交流会に向けて特訓を重ねる。
特級呪詛師・夏油傑
特訓している彼らとは対照的に暗躍しているのが、元高専生で五条の旧友であった特級呪詛師・夏油傑。「正の感情の裏には必ず負の感情があり、その感情や憎悪、悪意や殺意は嘘偽りのない真実である。そのためそこから生まれた呪いこそ真の人間であるため、偽物の人間たちは消えるべきである」と考える彼らは、人間を消し去るためにカギとなる「五条悟の封印」と「虎杖悠仁・両面宿儺を仲間に引き入れる」という2点をクリアするために行動することとなる。
吉野順平編(真人登場)
神奈川県川崎市の高校生、吉野順平は自分をいじめ、暴力を加えてきた3人が映画館で真人に異形に変えられる瞬間を目撃してしまう。真人の事が気にかかり、追いかけて接触する吉野順平。そしてその事件の解決の為に五条の後輩で一級呪術師の七海と虎杖が訪れる。虎杖は吉野順平に接触し意気投合。吉野が真人による復讐をやめようと思った矢先、順平の母が何者かにより殺害される。そのため吉野は自分をいじめた者の犯行と考え、改めて復讐を決意し学校を襲撃。その場に現れた虎杖により、吉野は復讐をやめようとするが、そこに現れた真人に殺害されてしまう。真人は虎杖と七海と激しい戦いを繰り広げ、負傷の末逃亡。この場はひと段落となる。
京都校編
その後京都校との交流会が開かれ、切磋琢磨し力を競う合う中で虎杖は東堂に気に入られる。その試合の最中に特級呪霊、花御が現れ戦いに。最終的に花御は撤退するが、その戦いの隙をついて真人が高専内の特級呪物を奪い去ってしまう。京都校との決着は野球で東京校の勝利となった。
交流会後、虎杖、伏黒、釘崎の3人は新たな事件の解決に向かう。3件の呪霊の刺殺事件の謎を解くためにさいたま市に向かう。調査の結果、呪霊が襲ってくるモノではなく、マーキングをした人間の内側から術式が発動するものであること。そして、カギとなる八十八橋に伏黒の姉も言っていたことが判明する。3人はその夜、八十八橋の下で呪霊の結果以内に侵入した。その時夏油と手を組んでいる壊相、血塗が現れ3人は交戦することに。その後3人は勝利しこの事件は解決となる。
京都校の与幸吉が夏油らの内通者であったことが判明。内通者をやめる意思を夏油に伝えた後、交戦するが真人に敗れ死亡する。
「渋谷事変」のあらすじネタバレ
2018年10月31日。突如夏油傑、そして夏油と手を組んだ呪霊らにより渋谷駅、東急百貨店を中心として帳が下され、一般人が閉じ込められる事件が発生した。渋谷の混乱を治めるために向かう高専関係者たち。班行動で混乱を治め、その間に五条が事件の根本の解決をめざす策を立てた。
多くの班が帳外で待機している間に、帳内に入った虎杖は冥冥と分かれ、蝗GUYと戦闘が開始。そんな中、五条は漏瑚らと接触、交戦。そしてその後現れた夏油の体を奪った1000年前の術師・ケイジャクにより獄門彊に五条悟は幽閉されてしまう。
帳内に突入した七海や伏黒らもそれぞれ戦闘を開始する。七海は以前交戦した真人と再戦、伏黒はオガミ婆の降霊術により肉体に意識が戻った父・甚爾と戦闘。甚爾は暴走し、自分を降ろしたオガミ婆を殺害する。その後呪霊をなぎ倒していくが、伏黒恵が自分の息子であり、「禪院家」に縛られていないことを理解すると自害する。蝗GUYに勝利した虎杖は脹相と戦闘を開始。
両面宿儺が暴走
脹相には勝利したが重症を負う虎杖、しかしそんな虎杖の前に漏瑚が現れる。そして彼に宿儺の指10本を差し出し、食べさせる。そして意識が覚醒した両面宿儺が暴走し、漏瑚と宿儺の戦闘が開始されてしまう。このようにそれぞれが多くの呪霊や敵と戦い、場が混乱するなか、偽物の夏油傑は逃亡してしまう。五条悟はとらわれてしまう。
これにより東京は物的にも人的にも壊滅的被害を受けた。多くの建物は損壊し、呪術師だけでなく多くの一般人も被害を受けた。そして呪術師では特級呪術師・五条悟の捕縛というこれ以上ない大きい損害を受けた。そして、虎杖の慕っていた七海も真人との戦闘で死亡してしまった。これにより、渋谷事変と呼ばれる事件は終了。
「死滅回游編」のあらすじネタバレ
そしてこれからご紹介するのが呪術廻戦の最新の戦い「死滅回游編」です。虎杖たちは偽夏油の策略により、殺し合いのデスゲーム、通称「死滅回游」に参加することになる。
術師だけでなく、非術師も偽夏油がプレイヤーにしているため、壮絶な戦いに。しかも渋谷事変のように、東京の一部だけでの暴動ではなく、日本全国10か所で起こした同時多発的テロ。
この死滅回游に参加し、高専生たちは、五条解放、そして伏黒の姉の強制参加を食い止めるという任務が発生。この2点をクリアするために動くこととなる。
虎杖たちは伏黒の姉の参加を防ぐためにルールの追加を考えており、そのために100ポイント所持していながらルールの追加をしようとしない日車を目標に。
五条解放のために「天使」と呼ばれる呪術師・来栖華との接触を嗅覚に優れたパンダが試みる。来栖華の術式はあらゆる術式を消滅させるというとんでもないもの。
しかし、来栖を探す最中、パンダが遭遇したのは現在一番高得点の鹿紫雲一。強い者・両面宿儺を探す鹿紫雲と正面衝突して大ダメージを受ける。
乙骨は現在仙台にある決壊にて激闘を繰り広げている。違う場所で伏黒も別の戦いを繰り広げている。戦いで倒れこんだ伏黒の前に突如現れたのは五条解放のためにパンダが探していた来栖。ここで最新話が終わっています。
「呪術廻戦」名言
出典:週刊少年ジャンプ
虎杖悠仁の名言
- 自分が死ぬときのことは分からんけど 生き様で後悔はしたくない
- 正しい死に様なんて分かりゃしない ならせめて分かるまでアイツを殺すまで もう俺は負けない
- Thank you so much 東堂(ベストフレンド)!!
- 俺ナナミンの分までちゃんと苦しむよ
- 人を殺したら「殺す」っていう選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ
虎杖悠仁のおじいちゃんの名言
- オマエは強いから人を助けろ 手の届く範囲を救える奴は救っとけ 迷っても感謝されなくてもとにかく救ってやれ オマエは大勢に囲まれて死ね 俺みたいにはなるなよ
伏黒恵の名言
- でも死なせたくありません
- 俺は正義の味方(ヒーロー)じゃない 呪術師なんだ
- 俺は不平等に人を助ける
- やめだ やってやるよ!! 自由に!
伏黒恵の姉の名言
- 誰かを呪う暇があったら 大切な人のことを考えていたいの
- 人を許せないのは悪いことじゃないよ それも恵の優しさでしょう?
五条悟の名言
- 『死んで勝つ』と『死んでも勝つ』は 全然違うよ恵
- 強くなってよ 僕に置いていかれないくらい
- この程度で僕に勝てると 思ってる脳みそに 驚いてたって言ってんだよ
- 大丈夫 僕 最強だから
釘崎野薔薇の名言
- 懸けられるわ 私が私であるためだもの
- 私は『釘崎野薔薇』なんだよ!!
- 皆に伝えて 「悪くなかった」!!
東堂葵の名言
- どんな女がタイプだ
七海建人の名言
- そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです
- 虎杖君はもう呪術師なんですから
- 後は頼みます
- 私が高専で学び気づいたことは、呪術師はクソということです
「呪術廻戦」の評価
「呪術廻戦」の評価をご紹介いたします。
良い評価
- 絵が綺麗なので、作者は女性かと思いましたが、男性の作者のようですね。アニメも面白かったので、アニメからでも漫画からでも、楽しめる作品かと思いました。
- バトルシーンの純粋なカッコ良さが際立つ作品。五条先生にしても、ななみんにしても、とにかくかっこいい。領域展開するシーンとか特におすすめです!
悪い評価
- キャラの掘り下げが甘いですね。それでいて人がよく死ぬので、バトル展開が好きな方ならおすすめですが、私はちょっと。。
- 漢字が多いので、子供は読めない。文字をもう少し平易な文章で書いてもらえると良かったかもです。
- 主人公のやりたきことがわからない。おじいさんの言葉を実行しているだけで、本人の意思はどこに。
- 女性キャラの描写が下手。具体的には、性格がみんなサバサバ系が多く、口調や見た目を割と被っている。
最新話までの流れをざっとご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。虎杖だけでなく全員がこれからどうなってしまうのか、とても気になりますね…!私はパンダ先輩がどうなってしまうのか、来栖と遭遇した伏黒がどうなるのかとても気になってしまいます。気になった方はぜひ呪術廻戦を読んでみてください。
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