「ハイキュー」ネタバレ・あらすじ・名言・評価まとめ

「ハイキュー」ネタバレ・あらすじ・名言・評価まとめアニメ・漫画
「ハイキュー」ネタバレ・あらすじ・名言・評価まとめ

今回は「ハイキュー」のあらすじ・ネタバレ・名言・評価をご紹介。ハイキューのネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください。

「ハイキュー」とは?

「ハイキュー」ネタバレ・あらすじ・名シーン・評価まとめ

出典:amazon

ハイキューは2020年7月に8年間の連載が完結した古舘春一先生による週刊少年ジャンプの人気作品。今までに多くのメディア化が行われてあり、累計発行部数は2020年時点で5000万部超えの超大作。主人公日向翔陽がかつては強豪校だった烏野高校バレー部に入部し、仲間と切磋琢磨し、成長していく物語です。

「ハイキュー」ネタバレ・あらすじ

それでは早速ハイキューのあらすじをご紹介していきます。

【はじまり】

日向翔陽は遊びに行く途中の電気屋のテレビで流れていた烏野高校の「小さな巨人」の戦いを見て心を奪われる。そして中学に入学し、男子バレーボール部を作り、練習を続けていた。試合の正式人数である6人にも人数が満たないため、友人に助っ人として参加してもらい出場した中学最後の試合で、強豪校である北川第一に無残に敗れる。

その時北川第一でセッターをしていた「コート上の王様」と呼ばれる影山飛雄に出会い、彼よりも長くコートに立つと宣言した。

そして、打倒影山を掲げ、烏野高校バレーボール部に入るため体育館に飛び込むと、そこには倒す目標の影山飛雄がいた。そして月島や山口、主将の澤村らと出会う。その後、遅れながらも部活禁止を言い渡されていたリベロの西谷とバレーから離れようとしていたエースの東峰も合流し、烏野高校バレーボール部が完成。

【音駒との合宿】

烏と猫、昔からのライバルである東京の高校、音駒高校とのGW合宿が行われることに。音駒高校のバレースタイルは横断幕通り「繋ぐ」バレーボール。日向の類稀なるバネと、影山の正確なトスからなる変人速攻も音駒の落とさず繋ぎ、じわじわと攻めるスタイルに苦戦し、様々な課題が浮上する。

【インターハイ予選】

そして合宿の後にはインターハイ予選が始まる。初戦、音駒との練習成果がでたのか、初戦を突破した。2回戦は以前、東峰のスパイクを完封し、バレーから離れるきっかけをつくった伊達工業高校。横断幕「伊達の鉄壁」の通り、ブロックや防御に特化したプレースタイルに阻まれ苦戦する烏野だが、なんとか勝利を収め、3回戦目で及川率いる青葉城西と戦うことに。

しかし、3回戦目ではフルセットまで持ち込み奮闘するが、敗北してしまう。IH予選で敗北した為、3年生は引退か続行かを選ぶことになるが、全員が春高出場を目指し残ることを選択した。

【東京合宿】

音駒の監督の助言により、東京の「梟谷学園グループ」の合同合宿に参加する烏野。強豪校に圧倒され、どんどん連敗記録を打ち立てる。その中で衝突もしながら影山と日向の変人速攻をバージョンアップさせることに成功。月島も山口に叱咤されながら、バレーボールに向き合いだす。そして自分よりも強い相手との試合の中で、全員の総合的な技術が向上した。

【春高一次予選】

遠征で技術を向上させた烏野はとうとう春高一次予選を迎える。練習の成果を見事に発揮し勝利。代表決定戦に挑む。そこで戦うのは条善寺高校。彼らの自由で遊んでいるように戦うスタイルに苦戦しながらも、澤村ら「土台」が強みを発揮し勝利した。その後の和久南戦では、田中と澤村が衝突し、澤村が救護室に。

チームの土台が揺らいでしまうが、縁下がここで力を発揮する。澤村の代わりではなく、自分のプレーをすればいい事に気づき善戦。和久南との戦いに勝利した。そして、以前インターハイ予選で敗北した青葉城西と準決勝で戦うことに。フルセットで奮闘し、何とか勝利。そして烏野高校は春高予選決勝で牛島率いる白鳥沢学園高校と戦うことに。

【白鳥沢戦】

白鳥沢学園高校との春高予選決勝。U19の世界ユース、日本代表に選ばれている牛島若利は左利きの為、スパイクやサーブのカーブなども右利きのそれとは微妙に異なる。圧倒的な力と技術からなる牛島のスパイクに苦戦する。そして25対16で1セット目を取られてしまう。

2セット目では直感や推察に優れ、プレーをとことん読んでくる天童に苦戦する。タイムアウト後、1セット目で牛島のスパイクに圧倒されてしまった西谷がレシーブに成功し、得点。セットポイントの取り合いになる。

そこで月島は、白鳥沢のセッター・白布のセットに焦りが表れ、牛島の少し余裕のないスパイクを見逃さず、正面からブロック。そこで月島はようやく梟谷学園グループとの合宿で木兎に言われていた「バレーにハマる瞬間」を実感し、雄叫びをあげる。

そして2セット目は29対31で烏野のポイントに。しかし3セット目は白布がブレを修正し、自身の信じている牛島に的確にボールを渡し続けたことにより、セットポイントを取られてしまう。4セット目はピンチヒッター山口と月島の一人時間差攻撃、そして、変人速攻など他のチームにはない烏野の力で烏野のポイントに。そして最後の5セット目。鼻血が出たら下げられるからと頬でボールを受ける日向の行動に、高揚感を覚え「叩き潰したい」と感じる牛島。最後はセッター以外全員のシンクロ攻撃で息を潜めていた日向がアタックを決めた。烏野はフルセットの勝負の末、白鳥沢に勝利し、春高全国大会に出場決定する。

【春高全国大会の幕開け】

そして始まった春高全国大会。初戦の椿原学園戦では姫川の天井サーブなど、普段の練習にはない状況に混乱しながらも、ペースを持ち直し勝利。

【稲荷崎戦】

そして迎えた2回戦目は今大会優勝候補でもある兵庫県代表の稲荷崎高校。宮侑と、その双子の兄弟である宮治。角名倫太郎など個性的で強力なメンバーぞろい。強力なサーブで得点していく宮侑。そして、烏野の変人コンビの変人速攻を見様見真似でコピーしてしまう宮兄弟。自分たちが驚かせられ、困惑する烏野だが、動じなかったのが月島。日常的に変人速攻を見慣れていて、そして二人の繰り出す変人速攻を一番嫌っているであろう月島が今回は止める側に回り完全にブロックしてみせた。

そして同点に追いついた烏野はピンチサーバー山口のサーブで逆転する。逆転し波に乗る烏野だが田中だけペースを戻せない。サーブ、ブロックで狙われる。自分にトスを上げるであろう所で東峰にボールが飛ぶ。自分の中でペースが乱れていく。

しかし、「ところで平凡な俺よ。下を向いている暇はあるのか」と自分を鼓舞する。そして超インナークロスで得点。烏野が27対25で1セット目は勝利。

2セット目はスロースターターの角名倫太郎の攻撃が目立ってくる。「穏や影山」と日向に言われるほど凪の様に澄み渡って落ち着いている状態の彼がサーブで得点を重ねる。その時稲荷崎の主将・北信介がコートイン。目立つ技術があるわけではないが、何事も「ちゃんと」する彼が入ったことにより稲荷崎の空気が引き締まり2セット目は稲荷崎がセットを取った。

勢いづく稲荷崎と追いかける烏野で猛攻が続く中、レシーブは下手だった日向が尾白のアタックを「完璧」にレシーブする。稲荷崎も烏野も調子がよく、お互い点を取り合う。そして一時自分にあげる本数を減らしてくれないかと頼む田中を即答で拒否する影山。田中は脅迫(しんらい)であると考える。

そして、影山があげたトスにラインショットで答える田中。試合は進み終盤、宮兄弟は「双子速攻マイナステンポ・背」を出す。見たことない技に困惑するメンバー。しかし、速攻を得意とし、速攻について他人より少しだけ知っている変人コンビ。彼らだけは宮兄弟の攻撃に反応しブロック。これにより烏野は稲荷崎戦を制した。

3回戦では、悲願の「ゴミ捨て場の決戦」。音駒対烏野。練習試合で負け続けてきたが成長している烏野と、同様に練習を重ねてきた音駒の試合。ゲーマーの研磨から見たらよくわからない行動をする日向。そして日向を面白いと感じ攻略するべく様々な策を立てる研磨。そしてそれを上回り、想像を軽々超えてくる日向。GWの練習試合では日向にバレーは好きか問われ「別に普通」と話していた研磨が終盤へとへとになりながらも「たーのしー」と呟く。お互いがお互いを面白いと感じながら楽しんでいるようにも感じるこの試合。そしてこの勝負は長く続くことなく烏野があっさりと勝利。心の底から全員がバレーを楽しんでいることがわかる試合だった。

【小さな巨人対決・鴎台戦】

4回戦では現代の小さな巨人といわれる星海率いる鴎台と試合。スパイクの方向などを確認してからブロックする相手に攻撃力重視の烏野は苦戦する。小さな巨人同士の熱い戦いの中、日向は発熱のため倒れてしまう。日向の違和感に気づいていたのは影山だけで、影山が彼の前日の様子などを説明。日向は退場してしまう。烏野は日向が退場し、いつものペースを取り戻すことも出来ず鴎台の小さな巨人に敗れ、春高は終了する。

【卒業後のそれぞれ】

そして烏野高校卒業後の2017年、全員がそれぞれの道を進む。大学進学や就職など道は様々だったが、日向はビーチバレーで修行するため単身ブラジルに渡った。ブラジルで速攻だけではなくすべての技を磨くためにビーチバレーボールに打ち込む。

その後、帰国し木兎と宮侑、佐久早らの所属するブラックジャッカルに入団を果たす。そして東京2020オリンピック日本代表として、別チームに所属していた影山らと一緒に戦うことに。その相手は青葉城西高校元主将で影山の先輩である及川徹。彼は高校卒業後アルゼンチンに渡り、帰化したのである。オリンピックの後は慧海クラブ選手権大会決勝戦。イタリアのチームに移籍した影山とブラジルのチームの日向が対戦。「今日は(も)俺が勝つ」と二人が宣言して完結する。

「ハイキュー」名言

ハイキューの名言について見ていきましょう!

日向翔陽の名言

  • まだ負けてないよ?
  • 負けたくないことに理由って要る?

日向の前向きな姿勢、特に純粋にバレーボールに熱中している、必ず勝ちたいという意思の強さがわかる一言。扇西高校との練習試合開始前での発言です。

  • おれが居ればお前は最強だ!!!
  • お前を倒すのは絶対おれ!! それが10年後でも20年後でも絶対!!

影山飛雄の名言

  • 『諦めない』って口で言う程簡単な事じゃねぇよ
  • お前の1番のスピード 1番のジャンプでとべ!ボールは俺が持って行く!
  • 今のお前は ただの『ちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそ』だ 大黒柱のエースになんかなれねえ でも俺が居ればお前は最強だ!

影山飛雄が日向の強さを純粋に認めた時のシーン

縁下力の名言

  • 逃げる方が 絶対後からしんどいって事は もう知ってる

キャプテン澤村が負傷して縁下が代わりに出場しなければいけない場面でのセリフ。以前練習がきつくて逃げ出した過去を持つ縁下だけに、自分を鼓舞する名言です。

烏養繋心の名言

  • 下を向くんじゃねえええええ!!! バレーは!!! 常に上を向くスポーツだ

及川徹の名言

  • 信じてるよお前ら
  • ―才能は開花させるもの ―センスは磨くもの!!!

ハイキューの中でも、ベスト3に入る名言ではないでしょうか。青葉城西高戦、マッチポイントでの及川の発言ですが、天才ではなく、ひたむきに努力してきた成果が体現した時のセリフ

田中龍之介の名言

  • ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか

東峰旭の名言

  • 戻れ すぐ戻れ 十分な助走距離の確保を 全力のジャンプを 何回でも何回でも何回でも!!! 思考を止めるな 足を止めるな 気持ちを切らせばボールが落ちるぞ

「ハイキュー」の評価

良い評価

  • スポーツ漫画だけあって、青春を回顧してしまう。勝敗がどちらに転ぶかわからないドキドキ感がすごかった。
  • 日向の成長がすごい。最初はスパイクだけしか能がなかったが、合宿あとには、メンバーとの連携やレシーブまで、できるようになって、いざという時の頼もしさは凄まじい。

悪い評価

悪い評価

  • 白鳥沢戦において、もう少し盛り上がって欲しかったかも。スケールが段々でかくなって、収集つかなくなってきた感じ。

日向も影山も中学、高校の時よりもさらに成長し、それでもなおお互いを強敵と認識し戦い続けていく。彼らの物語は完結してもなお終わらないように感じる。彼らの熱いバレーボールの物語、そして成長物語。気になったらぜひ読んでみてください。

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