「テラフォーマーズ」あらすじ・ネタバレ・名言・評価まとめ

「テラフォーマーズ」あらすじ・ネタバレ・名言・評価まとめアニメ・漫画
「テラフォーマーズ」あらすじ・ネタバレ・名言・評価まとめ

今回は「テラフォーマーズ」のあらすじ・ネタバレ・名言・評価をご紹介。テラフォーマーズのネタバレを含んでおりますので、まだ観られていない方はご注意ください。

テラフォーマーズとは

『テラフォーマーズ』(TERRA FORMARS)は、作:貴家悠、画:橘賢一による日本の漫画作品。通称『テラフォ』。 2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得した。累計発行部数は2016年4月時点で1600万部を突破している。 2014年にテレビアニメ化、OVA化[3]。2016年に実写映画化。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/テラフォーマーズ

テラフォーマーズ概要

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地球はさらなる人口増加や環境問題の様々な問題に直面していた。そこで、火星への移住を試みようとテラフォーミング計画を進行させる。まず火星の荒廃した大地を人類が生活できる環境にするため、苔とある黒い生物を大量に解き放った。その黒い生物とはゴキブリである。時代は進んで西暦2599年。今まさにテラフォーミング計画の集大成を迎えようとしていた。物語は放たれたゴキブリ駆除のために火星へと向かう小町小吉、秋田菜々緒、蛭間一郎など計15名を乗せた宇宙船内で始まります。

テラフォーマーズあらすじ・ネタバレ

第1部~バグス2号から帰還まで~

火星へと向かったバグズ2号の乗組員は、火星の環境に適応するため、成功率約30%のバグズ手術を受けました。バグズ手術とは、昆虫のDNA細胞を移植することで、昆虫の力を獲得し昆虫の特性も扱えるようになります。

火星に降り立ったバグズ2号の乗組員は大量のゴキブリ駆除薬を火星に撒布します。その後4つのチームに分かれて死骸の回収へと向かいました。しかし各チームは、ゴキブリの死骸が見当たらないことに気づきます。

探索を続けていると二足歩行の見たこともない生物と遭遇します。その生物とは火星の環境に適応するために進化したゴキブリでした。その姿に驚きながらも接触を図った小吉と秋田ですが、話す間も無く秋田の首が折られてしまいます。

 仲間の死亡と、未知なる生物との遭遇により地球への撤退を考えます。しかし、船長・デイヴスはそれを承認しません。なぜならこのまま撤退すれば任務を完遂していないため報酬が手に入らないからです。乗組員たちは、ゴキブリ(=テラフォーマー)との戦闘を余儀無くされます。紛争地隊出身や荒事に自信のあるものたちばかりでしたが、次々に殺されバグズ2号は完全にテラフォーマーに包囲されてしまいました。

船長・デイヴスともう一人の日本人・蛭間一郎たちは、自ら囮になって他の人たちを脱出させようとしますが、脱出した先でもテラフォーマーに囲まれてしまいます。バグズ2号に残ったデイヴスと蛭間はテラフォーマー相手に奮闘しましたが、数で圧倒されて力尽きてしまいます。しかし、蛭間はバグズ手術で得た力によって彼は仮死状態となり、生き残ることができたのです。彼は日本の研究員からの指令で、テラフォーマーの卵を持ち帰ることを受けていた。他の乗組員を置いて地球へ帰還しようとしますが、その計画はテラフォーマーの妨害により失敗に終わりました。

一方、小吉たちもテラフォーマーとの戦いに苦戦していました。発射しようとするバグズ2号に気づき、すぐさま駆けつけます。生存者が小吉と蛭間になり、船内に備え付けてある小型ポッドで地球へと帰還します。

第2部~アネックス1号から帰還まで~

バグズ1号、2号どちらの乗組員も大勢死亡してしまい、テラフォーミング計画は凍結しました。しかし、バグズ2号が帰還して以降、A.E.ウイルスと呼ばれる致死率100%のウイルスが地球に蔓延します。このウイルスは、バグズ2号が火星から持ち込んだと推定されました。治療法も確立できず、ワクチンも作れないため、人類は再び火星に向かい、ウイルスの原因の解明が急務になった。

そしてバグズ2号から20年後、アネックス1号が地球を旅立ちます。各国を代表する幹部乗組員と乗組員100名から構成され、総隊長はバグズ2号の生還者である小町小吉が務めます。アネックス1号の乗組員たちはバグズ手術を進化させたM.O.手術が施されており、人類は昆虫以外の生物の力を手にすることができました。

以前のバグズ2号計画の失敗によりアメリカと、蛭間一郎を使って裏切りをたくらんだ日本の2カ国は他4国より弱い立場となってしまいました。この2カ国が弱い立場のうちに他4カ国は自らの利権のために、さまざまな駆け引きを行います。

この第2部の主人公となるのが、日本人・膝丸燈です。燈は人工的に作られた存在で、生まれたときからバグズ手術で得るはずの昆虫の能力を所持しており、M.O.手術を受け2つの能力を得ることができました。

アネックス1号で火星に向かう途中船内にテラフォーマーが侵入し、数人殺されてしまいます。また、M.O.手術で授かった力を引き出すための薬を大量に破棄されてしまいます。一連のテラフォーマーの行動は明らかに知的であり、どこかの国がテラフォーマーを船内に侵入させたと小吉は予想しました。艦長・小吉は地球への帰還を要請しますが、館内に侵入した6匹のテラフォーマーではサンプルが少なすぎると言われ火星での活動を余儀無くされます。

各国それぞれの思惑が交差する中、テラフォーマーとの戦闘が始まって行きます。艦長・小町小吉にとっては二度目の火星で秋田菜々緒の復習とリベンジを果たし無事任務を完遂することができるのか!?!?

気になった方は是非本作を読んで見てください。

ゴキブリ(じょうじ)

ゴキブリ(じょうじ)

出典:bokete

テラフォーマーズ登場人物・名言

小町小吉

アニメトリー

『テラフォーマーズ』第一部にて主人公を務めた青年。バグズ2号のクルー。 ひょうきんで陽気、かつ正義感が強く争いを好まないなど典型的な主人公向きの性格と言える。本作で初めてテラフォーマーに話しかけた人物でもある。マーズランキング3位。

  • 熱いよ……!!お前の…涙が…ッ お前は人間で…俺の友達だ!!一緒に戦ってくれて…ありがとう…!!
  • 熱いよ……!!お前の…涙が…ッ お前は人間で…俺の友達だ!!一緒に戦ってくれて…ありがとう…!! 戻れなくなるまで薬を打ち続けてゴキブリと戦って、死にゆくティンとの会話、バグズ2号編である第1巻最大のハイライトシーンでしたね。
  • 燈くん。君が我々と火星に行く事を強制はしない、只・・・我々は今、強く必要としている。君の『戦力』と君の持つ・・・熱い、むき出しの、『涙』(いかり)を!
  • 悲しみに寄り添い慰めることは行き擦摺りの人間にもできる だが…刺し殺すような怒りを共に滾らす事の出来る俺たちは 血よりも固い絆で結ばれた”昆(むれ)”となる
  • だろ ゴリラ
  • 一列に並べ!!!
  • 来いよ 害虫ども
  • 小吉の怒り心頭のこの場面。ベースのオオスズメバチの獰猛さも継承しているので変態すると凶暴さマックスですね。 命に替えても道を切り開く覚悟で薬の大量投与。もはや退路を断ったこの覚悟ですね。 なお、なんとか死亡せずに生き延びる模様 (このパターンはいつも死亡フラグだったのに)

膝丸燈

festy

日米合同第二班所属。 第二部から登場した第二部の主人公的存在である。 人間離れした身体能力と屈強な肉体を持つ古流柔術の達人である。見た目は東洋人だが、実の両親の素性や国籍は不明で、孤児院で暮らしていた。

手術ベースは昆虫型・オオミノガ、一般的に言えば「ミノムシ」の成虫である。 薬を使用した人為変態時には、生物界最強の強度を誇る強靭極まりないミノムシの糸を作り出して、自在に操ることができる。その糸はテラフォーマーの腕力をもってしても脱出不可能。何かしらの特殊能力を用いなければ傷一つつけることができないほどに優秀なものである。 捕獲という観点から非常に有用な能力ではあるが、オオミノガ自体が絶滅危惧種であるために手術成功率の高い燈以外には適用できなかった 攻撃的な能力を持たないオオミノガではあるが、燈自身の戦闘能力が極めて高いレベルにあるため全くハンデにならないどころか、糸を駆使することで変幻自在かつ攻防に隙が無い戦力となった。

  • 地球を嘗めんなよ
  • 観客ども・・・沸けィ!今からこの絵に描いたような理不尽を、たたき潰す!
  • 助けに来たぜ!! 日米合同班1班のピンチに2班が救援に来た時の燈 ここから初の変態による燈無双が始まる
  • 俺たちに降りかかる理不尽な災いに対して 決着をつけるために、 必ずこの悲しみの元を絶つ
  • 言語によって違ったが 意味は全て同じ燈し火
  • 『どうかこの子を頼む』
  • 『この子の名は』言語によって違ったが 意味は全て同じ『燈し火』
  • 済まんな。ゴキブリに、俺を殺してでも勝ち取りたいものがある様に・・・俺もこれ以上失う訳にはいかない。・・・だから、恨みっこ無しだぜ。
  • 生まれてその日に死ぬなんて… 悲しすぎるじゃないですか… 誰も愛さずに死ぬなんて 寂しすぎるじゃないですか… せめて一日…一日だって良い…っ 生きて下さいっ…!! 俺…! 護りますから…!!

ミッシェル・K・デイヴス

Twitter

  • 網はいらねえ 適当なやつの手足捥いでサンプルにするわ
  • シンプルに自身の強さに自負があり、かつ、その実力が備わってるからの王者の言ですね。強そう、というか強いです。 悲しい時に泣き、怒った時に吼え、それが済んだら冗談でも笑っていろ。でなければ、人間の戦いではなくなる。
  • お前、自分ちの台所でゴキブリ見つけたら拾って食うのか。食わねぇだろ。でもブッ殺すだろ。冷静に考えたら何で殺す必要があるのかもわかんねぇだろ。それでも全力でブッ殺すだろ。
  • 祈れ、そして、祈る知能があるなら・・・識っておけ。『遺体の弄び』は、最も『怒りを買う』と!!
  • 父はきっと望んでいない。望んでいない・・・けど!!嘘がつけなかったから、こうするしかない!

鬼塚 慶次

鬼塚 慶次

Twitter

日米合同第一班班員 一見して地味で口数が少なく目立たない青年。 しかし、その経歴は見事で、元ボクシングライト級チャンピオン兼スーパーフェザー級世界第一位という実績を持つ。 離島の母子家庭で育ち、母の治療費稼ぎと母に自分の強さを見せるために、ただひたすらの鍛錬を積み上げ同ジムの選手たちが気が付いたらベルトを取っていた。 しかし2階級制覇を目前とした矢先に網膜剥離を患い、ボクサーとしての道を諦める。 その後治療の為に負った借金を精算する事を条件にアネックス計画参加を持ちかけられるも一度は断り、しかし手術ベースに『目の良い生物』を使うことを条件に参加を了承する。

  • もう一つは只の……変えられないオレの 習慣(いきかた)だ
  • それでもオレは死なない オレは・・・『強い』からな

ジョセフ・G・ニュートン

診断職人

「テラフォーマーズ」作中における人類最強キャラだが、手術ベースがいつまでも明かされないなど、色々な意味で謎が多すぎる人物である。

第六班班長ジョセフ・G・ニュートンは頼もしい味方かと思いきや、実は敵であることが、「テラフォーマーズ」17巻で初めて明かされます。そんなジョーですが、五班の生存者であるエヴァを切り刻み、エヴァの能力プラナリアの再生能力を手にします。また、同6班のクルーを燃やすなど、悪行を行います。

  • 祈れよ せめて人間らしくな

劉 翊武

  • ぶっ 文明の利器ってスゲ---!!!
  • えー”サンプル”は生け捕りが望ましいですが 最悪死体でも構いません
  • アンタのことは好きだったよ艦長…… 酒の恩もある… だが世界の九十億人は もうアネックスの百人みてぇになれないんだよ
  • 勝てるからだ
  • 違う宣言だどんな手を使ってでも奪う!

アドルフ・ラインハルト

アドルフ・ラインハルト

livedoor Blog

西暦2620年、火星より飛来したと思われる病原体「A・E・ウィルス」により治療薬を作るべくテラフォーマーの捕獲・殲滅をするため宇宙艦アネックス1号によって火星へと向かった乗組員幹部の一人。 無愛想な体を現してるが、作中切ってのいい人である。手術ベースのデンキウナギと同じ発電方法で電気を作り出す。 しかしベースのデンキウナギのように水中ではなく、空中放電をする必要があること、また、効果を求めて直接素手で接触するとなると自身を危険に晒してしまうことから、電撃を誘導する「避雷針付き手裏剣」を駆使して戦う。

  • 人間はな 弱いんだよ
  • 道を……退け!!
  • 護るッ!護るッ!!護るッ!!!こいつらを!!!
  • もう嘘をつかないで生きよう

アレクサンドル・アシモフ

  • …綺麗事を言うつもりは無い……! 悪怯れるつもりも……無い…っ!! 死んでもロシアで最初にワクチンを造る!! オレが只 オレの家族を… 守る為だ…!!!

シルヴェスター・アシモフ

  • お前らのせいで、地球は全くおかしな事になっている その責任者を出す気がないのなら、お前から死ね
  • だから進歩しねーんだ お前らは
  • 俺は地球へは還らない お前らも付き合ってもらうぜ!!

エヴァ・フロスト

エヴァ・フロスト

Naverまとめ

ドイツ・南米第五班の班員のひとり。 金髪ロングヘアの少女で、泣き言しか言わないようなネガティブ思考の持ち主である。 また作中きっての巨乳の持ち主。悲観的で非常に臆病。実家は富豪ではあるが軟禁同然に育てられ、強引にU-NASAに売り渡されるなど周囲の環境に翻弄されながら流されるまま生きてきた。 しかしそれゆえか、第五班班員達との結束は非常に堅い。手術ベースは扁形動物型・プラナリア

  • 退(ど)きなさい

ティン

  • 生きようとする意志があるお前らのことが…… 好きになっちまったんだよ ティンの最期。一緒に過ごした小吉たちと生きるためボロボロに戦いぬいた後の別れのセリフ

テラフォーマーズ評価

良い評価

良い評価

  • 絶望感を味わうにはもってこいの作品で、虫に詳しくなれます
  • 設定が最高にいかしていて、登場人物の能力や筋肉がかっこいい!無駄な長い死亡フラグなしでさくさく死ぬところもいい。虫や動物が好きなのでますます詳しくなれる。
  • 初期の絶望感。主要と思われる登場人物がどんどん死んでいくのはなかなか見ごたえがあった。また、敵がゴキブリという斬新な設定。それも擬人化というのは初めて見た。
  • やはり最初に挙げられるのはその発想力でしょう。本作を簡単に説明すれば人類が火星の地球化(テラフォーミング)の過程で放ったゴキブリが異常進化を遂げ彼らを駆除またはサンプルとして捕獲する為、他生物との改造人間となった宇宙飛行士達が戦うというものですが、何をどうしたらそんな突飛な発想となっていくのか良い意味で素晴らしいです。普段は人間がゴキブリを嫌い時には殺していますが、この作品では進化した火星のゴキブリが人間を嫌って殺しに来ます。人とゴキブリの戦いを荒唐無稽に仕上げながらも、バグズ手術・MO手術・ラハブなど数々のSF設定が加わる事で妙に説得力を湛える娯楽作品へと昇華させています。まさに設定の勝利と言えるでしょう。

悪い評価

  • キャラクターがあっという間にお亡くなりになるので覚える前にだいたいお亡くなりになる。特にバグズ2号メンバーは「バッタの人」や艦長とか名前まで覚えられない。
  • 設定は面白いですが、キャラクターやストーリーにあまり深みを感じない。
  • 強いキャラが無双してたり、ゴキブリの強さに絶望を感じる部分は面白いですが、「続きがめっちゃ気になる」や「もう一度読みなおそう」という気持ちにまでは至らない(あくまで自分はですが)
  • 7巻以降の中国が絡んできた辺りからの失速思ってたより設定を壊しがち(紅式手術の存在や、専用武器などのポッと出感、爆の能力など)
  • 生き死にで動かしている所があるから、なかなか殺せない位数が減ってきたら、ストーリーの進みはどうするんだろう?という一抹の不安も。

 

 

 

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